修繕の大神輿披露 小杉の十社大神で稚児参り

稚児参りに参列する子どもら。左は修繕された大神輿

 天皇代替わりを記念し、射水市三ケ(小杉)の十社大神は14日、同神社で大神輿(みこし)のお披露目と稚児参りを行った。稚児参りには子ども約90人と保護者が参列し、子どもの健やかな成長を祈った。

 大神輿は江戸時代に造られたとされ、高さ約2.7メートル、幅約2メートル。今夏、地域の募金で168年ぶりに修繕された。修繕費は約500万円。神輿殿の扉を開いて、参列者に披露した。

 稚児参りでは稚児衣装をまとった地元の子どもらが参道を歩き、宮城澄男宮司からお払いを受けた。地元女子児童による浦安の舞もあった。

 雨のため、あいの風鉄道小杉駅前からの稚児行列と大神輿の披露は中止となった。

披露された大神輿
お払いを受ける参列者

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