ハードボイルドな刑事ドラマ『ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー』第1話あらすじ※ネタバレあり※

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新ドラマ『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』は、賀来賢人が演じる悪徳刑事の遊佐清春を主人公に、警視庁の刑事全員が殺人の容疑者というとんでもない展開で繰り広げられるハードボイルド&ミステリードラマです。さらに『3年A組-今から皆さんは、人質です-』との繋がりがある人物たちの再登場に話題沸騰中です!

人質立てこもり教師から、殺人容疑者の悪徳刑事へ

10月クールの新ドラマ『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』は、日本テレビ系「日曜ドラマ(毎週日曜22時半~放送)」枠で今年話題となった『3年A組-今から皆さんは、人質です-』と、『あなたの番です』に続く、サスペンスドラマです。

さらに、『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』は、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』と同じ世界線で描かれた新たなストーリーとして、早くも視聴者の間では、同ドラマに登場している人物や真犯人などの考察が繰り広げられています。

『3年A組-今から皆さんは、人質です-』は、菅田将暉が演じる魁皇高校3年A組の担任教師・柊一颯が、卒業の10日前に生徒29人を教室に監禁し、半年前に自殺した女子生徒・景山澪奈が死んだ原因と、その死に隠された真実を明かすべく、人質立てこもり事件を起こします。
柊一颯は、警察に通報して校舎を包囲させ、さらに「Mind Voice」というアカウントの動画配信で、景山澪奈の事件に関する真相を白日の下に晒していくというストーリーです。

3年A組 ―今から皆さんは、人質です―|日本テレビ

3 Nen A Kumi: Ima kara Mina-san wa, Hitojichi Desu (2019)

https://www.imdb.com/title/tt9899068/mediaviewer/rm3331416576

『ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー』は、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』から半年後の警視庁が舞台となっています。
このドラマでは、<警視庁のガン>と言われいる警視庁捜査1課の悪徳刑事・遊佐清春(演:賀来賢人)に、殺人事件の容疑が掛かり、周囲からも自分自身でさえも疑ってしまう状況の証拠の中、どのようにして真相を暴いていくのかが軸となるストーリーです。

『ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー』

主人公の遊佐清春(演:賀来賢人/以下「清春」)は、廃虚の小屋で目を覚めします。
手にはリボルバーの拳銃、隣には胸元が血だらけで横たわっている女性の死体。
彼女は、警視庁捜査1課の係長として就任した警部の碓氷薫(演:広末涼子/以下「薫」)でした。

「笑えねぇ・・・」
清春は、すぐさま発砲された銃の薬きょうを拾い、自分の足跡を消し、小屋にある自分がいたの形跡を消していきます。
そして、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』に登場した半グレ集団“ベルムズ”のリーダーKだった喜志正臣(演:栄信)に証拠の隠蔽を手伝わせます。
現在の正臣は、“ベルムズ”から足を洗い、更生しようとしていました。
どうやら清春とは正臣は親しい間柄で、正臣は清春を拒む事もできず、証拠となる衣類や物証を全て焼却をし、手を貸すことになります。

さらに清春は、昨日の出来事を覚えていないばかりか、3カ月前からの記憶が消えていたのでした。
この謎多き殺人事件から物語が始まります。

捜査1課の清春と同じ班には、ベテラン刑事・江國光成(演:杉本哲太)、女性刑事・高砂名海(演:立花恵理)、清春の後輩で薫に想いを寄せていた若手刑事・名越時生(演:工藤阿須加)、課長の南武修介(演:北村一輝)がいました。

※そんな捜査1課の面々からのチェックポイントにも注目!

鑑定によると、死亡推定時刻は一昨日の夕方頃。清春は、丸一日小屋にいたことが判明します。

清春が記憶がない3カ月間は、薫が7月に就任してきてから現在まで期間でした。
同班の刑事たち曰く、清春と薫の関係性は悪く、いつもバトルを繰り広げていたようでした。
なぜ、薫に関する記憶だけが全て失ったのでしょうか?
清春の失われた記憶は、事件を解き明かすの鍵の一つとなりそうです。

清春は、警視庁のガンとも言われる悪徳刑事とされています。
課長の南武は、他に刑事たちも清春を疑っていると警告します。

警視庁には、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』で、五十嵐の後任の理事官である本城諭(演:篠井英介)が、本ドラマでも理事官として再登場します。
さらに、魁皇高校立てこもり事件で手柄を上げ昇進した宮城遼一(演:細田善彦)巡査部長が、捜査1課に配属され、碓氷薫殺害事件の捜査に加わります。

宮城は、捜査会議で清春を容疑者として名指しします。
清春は、昨日無断欠勤していて、一昨日は薫に呼び出されて山小屋に行き、拳銃を奪って射殺したと主張します。

宮城のこの発言で、捜査会議は何故か大乱闘となってしまいます。
警視庁内部の派閥からくる一種即発の謹直状態の現れでしょうか?

宮城と清春は同期で、宮城の方は、過去に清春が自分の手柄を横取りして捜査1課に引き抜かれた事を恨んでいる様子でした。

乱闘騒ぎが激しくなる最中、警視庁公安部の才門要(演:井浦新)が現れ、拳銃を発砲して強制的に騒ぎを鎮圧します。
南武によると、身内が殺されたので、公安部の優秀な刑事を加えたとのこと。
才門は、凶器が特定されたと告げます。犯行に使われたのは<M360 “SAKURA”>警察の銃だという事が判明しました。

才門はかつて清春を教育したと言いますが、清春は先輩面する才門に反抗的な態度を取ります。
そして、才門は「薫は大切な友人だった、俺は犯人を絶対許さない!」と宣言します。

清春と才門のやり取りを見て、宮城はあの事も覚えていないのか?と問います。
それは、警察学校の頃、講師だった碓氷薫を誰が口説けるか生徒たちの間で賭けた事があり、清春は「彼女と寝た」と言い張ったとのこと。
清春は宮城に「知らない」応え、3カ月前からの記憶だけじゃなく、薫に関する事は全て覚えていないようでした。
薫との間に、清春自身も覚えていないような関係があったのか?これも謎の1つです。

10億円強奪事件はまだ解決していなかった!?

薫が班に来てから禁煙していた清春ですが、その事についても記憶がありませんでした。

薫が一番手柄を立てたのは、10億円強奪事件でした。
先月、東堂銀行から10億円が強奪された事件が発生しました。
警視庁は、強盗団グループの車両を特定して追跡したものの、犯人たちは警察の包囲網を掻い潜って逃亡。
事件の3日後、薫が強盗団の一人の身元を特定し、犯人たちのアジトを突き止めたのです。
しかし、警察がアジトに踏み込むも、すでに強盗団4名は死亡。
仲間割れによる被疑者死亡で、10億円の在りかは不明。事件はそのまま処理されたとのこと。
しかも、強盗団たちがお互い相打ちになって殺し合う瞬間が防犯カメラの映像に映っていたのでした。
特にこの事件に関しては色んな説があったが、上層部が何故かフタをしたがったようでした。

南武は、清春がバカな事をやらないように、薫の息子である克喜(演:田野井健)の面倒を見るように命じます。
克喜の父親が不明なので、父親は誰なのか?というのも今後の見どころポイントになりそうです。

さらに、理事官の本城が、娘の芹那「あの件は何とかなりそうだ」と電話をする意味深なシーンもあります。

清春が住んでいるビルの1階には、喫茶店「Bonnara」があり、店のマスターの深水喜一(演:笹野高史)は元刑事、娘の咲良(演:夏帆)は週刊誌のライターをしていました。
警視庁に置き去りにしたはずの克喜が、清春を探して喫茶店「Bonnara」にやって来ます。
冷たくあしらう清春ですが、咲良が相手をして、食事をさせます。

この時、克喜は食事前に薬を飲んでいました。何かの持病があるとみます。
病気といえば、ドラマのオープニングで新型インフルエンザの記事が映ります。
殺人事件、強盗事件に加えて、今後の展開に関わってくるのかもしれません。
オープニングには、新型インフルエンザの他にも、「145」という数字、発狂する老女、ロッカー、拳銃、清春のタバコ等々の謎の映像があります。
この映像が事件の鍵となるのか?今後も同じオープニング映像なのかも注目です。

一筋縄ではいかない、殺人と強盗事件の繋がりとは・・・

清春に追い返された克喜は、一人で自宅マンションに帰ります。
部屋はめちゃくちゃに荒らされ、部屋に誰かが入ってくる物音を聞いた克喜はクローゼットに隠れました。

すると、才門が現れ、そのクローゼットを開け、さらにそんな才門に後ろから銃を構える清春が現れました。

清春は、荒れた部屋に才門がいる事を怪しく思い、銃向け威圧します。
才門は、グラスにタバコがある事から自分以外に先客がいたと指摘、さらにそのタバコは清春が吸っていたタバコと同じ銘柄だと言います。
タバコからDNAが判明したら、清春がこの部屋を荒らした事になると言います。
身に覚えのないタバコ、清春は誰かにハメられているのは確かでした。

才門の目的は、10億円強奪事件の真相を知る事。
薫は、10億円強奪事件の犯人には、もう一人仲間がいてその人物が黒幕だと考えていたのです。
才門は薫から証拠も見つけたと聞いていて、犯人が警察の裏をかきすぎている事から、事件の真犯人が警察の関係者とみて間違いないと考えていました。
そして、真犯人もまだ10億円を手にしていないのです。
薫は、10億円を探し当て別の場所に隠し、真犯人がその金の在りかを聞き出そうとして、薫を殺したのではないかと、才門は推測します。

才門は記憶のない清春に、「誰も信用するな、喰うか喰われるか、決断を誤ったら命はない」と警告します。

清春は正臣に、死亡時刻に競馬場にいたというアリバイを偽造するフェイク映像を作らせました。
さらに、別の防犯カメラに映っていた人物を特定し、その人物が自分をハメた奴だと突き止めます。

克喜は、清春に殺人現場に連れていってほしいとお願いします。

清春は、克喜に「母親が死んでいるのになんでそんな冷静なんだよ」と問います。
まだ幼い子供の克喜が母親の死で泣けない理由とは・・・。
仕事でほとんど家に帰ってこない母親、その顔もとっくの前から思い出せないでいました。
克喜は母親に何となく避けられていると感じていました。
学校でも何を考えているか分からないと気味悪がられて、母親もそうだったのかと悩んでいたのです。

そんな克喜に清春は、他人にどう思われるのかより、自分がどう思うかが大事だというような事を言います。

そんな中、小屋の外から清春を狙って発砲する人物が現れました。
犯人が口封じにやって来たと思う清春は、その人物が誰か見抜いているようでした。
清春を襲撃してきたのは、後輩の名越でした。

名越は、本城から碓氷薫の殺人に関する決定的な証拠を清春が隠し持っていてると聞いたのです。
薫に想いを寄せていた名越は、薫の仇を討つために清春を殺そうとやって来たのでした。

一部始終を聞いていた克喜は、清春に銃を向けて母親を殺したのかと問い詰めます。

清春の生き様とは・・・

清春は人殺しなのか?
彼は幼少期から父親に「お前はブタだ!家畜だ!」と虐待を受けてきました。
目に映るもの全てに憎しみを抱きながら大人になった清春は、父親に報復します。
生きる為に戦い、生きる為に何でもしたという清春。
警官になった清春は、南武から刑事に向いていないと言われ、同期の宮城を裏切って伸し上がり、才門からはお前みたいな奴は人を殺してもなんとも思わないと言われ、警視庁のガン、悪徳刑事と言われてきた事から、歪んだ価値観を持っていました。

そんな清春に対して真っすぐな目を向ける克喜に、自分自身にも言い聞かせるように叫びます。

「どれだけ待っても勝手に夜が明けることはない、光がお前が作るんだ!お前次第でこの世界はいくらでも変えられる!どんなことがあっても生きろ!這いつくばってでも明日を掴め、全てはお前次第だ」

そして清春は薫について一つ思い出した事を、克喜に話します。
係長に就任してきた日、薫は「私には愛する息子がいます。その子が大勢の人たちが笑顔で触れ合える社会を作る事、それが警察官の役目だと思っています」と言っていたのです。
清春は、お前の母親は、お前の笑顔を守る為に、身体を張って仕事をしていたんだと告げます。

克喜は母親の自分への想いを知り、母親が殺された絶望感と悲しみで、ついに泣き叫んでしまいます。

そんな克喜に清春は、「母親が死んだ真相を知りたければ、俺についてこい!」と言い手を差し出します。
そして克喜は清春の手を取ります。
もし、清春が母親を殺した犯人と思ったたら、その時は好きにしろと。

主人公が犯人かもしれない、とんでもない展開!

真犯人を見つける為に、清春と克喜は一緒に住む事にしました。

清春は、名越を拘束し自宅に連れ帰ります。そして、利害が一致している名越に、薫を殺害した真犯人を見つけるべく、手を組まないかと持ちかけます。
清春が部屋のロッカーを開けると、無造作に置かれていた書類袋が床に落ちてきました。
清春は、身に覚えのない袋を不審に思いながら中を開けてみると、10億円強奪事件に使われた拳銃と東堂銀行襲撃計画の書類が入っていたのです。

その時、自宅ビルの外には、捜査1課の刑事たちが周囲を包囲していました。
突入準備ができている宮城に対して本城が、清春は銃を所持していると警告します。

果たして、10億円強奪事件の真犯人であり、薫を殺害したのは誰なのか!?
主人公の清春は、ハメられたのか?もしかして清春自身が犯人なのか?
警視庁の上層部や刑事たち全てが疑わしく、また、清春の記憶や事件の捜査から、碓氷薫の人物像が明かされていくように思います。

エンディング映像には、ドラマの主題歌であるサザンオールスターズの「愛はスローにちょっとずつ」にのせて、碓氷薫が誰かに電話で会話をしているシーンがあります。
息子の克喜と電話で会話をしているように見える、優しく微笑む生前の碓氷薫の姿が映されています。
今後もこのエンドロールの映像が事件の真相の鍵の一つとなるかもしれないので、最後まで見逃せません!

『ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー』はHulu、GYAO!等にて見逃し配信中!

『ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー』Hulu配信

次回の予告映像も要チェックです!
第2話『2つの事件』10月20日(日)22時30分~23時25分放送。