芥川賞作家・村田沙耶香が放つ、文学史上最も危険な短編集『生命式』発売前に「緊急増数」決定!

芥川賞受賞作『コンビニ人間』(文藝春秋)が世界30ヶ国で翻訳され、 今や世界中の注目を集める作家、 村田沙耶香。 このたび刊行される『生命式』は、 村田沙耶香自身がセレクトした12の短編で構成され、 まさに “文学史上、 最も危険な短編集” ともいうべき衝撃作だ。

発売前に全国の書店員に試し読みをお願いしたところ、 驚きや絶賛の感想が続々と寄せられ、 当初予定していた初版部数を上回る注文があり急きょ初版を増数することが決定。

また、 刊行にあわせて、 作家・西加奈子氏、 タレント・若林正恭氏(オードリー)、 翻訳家・岸本佐知子氏、 さらに文芸誌「グランタ」の元編集長で、 現在自らの名を冠した「フリーマンズ」の編集長・ジョン・フリーマン氏から、 推薦のコメントが到着。

村田ワールドのあらゆるエッセンスを一度に楽しめる本書は、 村田沙耶香とファーストコンタクトの読者には、 かっこうの一冊であり、 そして村田ファンには、 これまで以上の刺激と驚きを約束する一冊であることは間違いない。脳そのものを揺さぶる未知の読書体験を約束する本書に、 ぜひご注目。「cakes」にて、 表題作「生命式」試し読み公開中。

推薦のコメント

自分の体と心を完全に解体することは出来ないけれど、 この作品を読むことは、 限りなくそれに近い行為だと思う。

−−西加奈子(作家)

常識の外に連れ出されて、 本質を突きつけられました。 最高です。

−−若林正恭(オードリー)

「正常は発狂の一種」。 何度でも口ずさみたくなる、 美しい言葉。

−−岸本佐知子(翻訳家)

強烈で、 異様で、 生命感あふれる彼女の作品は、 恐ろしい現実を見せてくれる。

−−ジョン・フリーマン(「フリーマンズ」編集長)

著者からのメッセージ

「短編」は私にとって不思議な世界です。 短編だから試すことができた作品もあれば、 短編ならではの化学変化が起きて、 思いがけない形に出来上がった物語もあります。 枚数にかかわらず、 物語は無限なのだなあと、 いつも思い知らされて怖くなりますが、 喜びも感じています。 私にとって思い出深い短編が集まって一冊の本になったことを、 とても幸福に思っています。

村田沙耶香

© 有限会社ルーフトップ