島国ニッポンに点在する離島たち。グルメを通して島の新たな魅力を知る

海に囲まれた島国、日本にある離島の数々。その土地の風土に倣い、独自の文化を育んできた離島では、海産物はもとより山の幸にも恵まれる島など、食文化も離島によってさまざまです。グルメをはじめ、まだ知らないような離島の魅力を覗いてみませんか?

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日本にある離島の数々

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全国北から南まで、地域によってさまざまな姿を見せてくれる日本の地形。周囲を海に囲まれた島国、日本には大小さまざまな離島があり、無人島も含めると正式な数は把握できていないのだとか。南国リゾートのような島から森に囲まれた島など、その土地の風土によって独自の文化を育んできた離島たち。あまり知られていないような離島が、まだありそうですよ。

料理を通して、島の魅力を伝える「離島キッチン」

島根県海士町の観光協会と北海道・利尻島のNPO法人利尻ふる里・島づくりセンターが運営する「離島キッチン」は、現在全国に5店舗のレストランを展開中。定期的にさまざまな離島をフィーチャーしながら、グルメを中心にそれぞれの島の魅力を発信しています。

現在は札幌に1店舗、東京に2店舗、福岡に1店舗営業中の「離島キッチン」。島根県隠岐郡海士町にある離島キッチンは、予約制で対応しているそうです。

離島キッチン公式サイト: http://ritokitchen.com/

日本橋「離島キッチン」の淡島フェア

離島キッチン日本橋店では、現在新潟県粟島浦村を特集した「淡島フェア」を実施中。淡島に伝わる郷土料理「わっぱ煮」や「芋だこ」をはじめ、日本在来種の枝豆「一人娘」など、東京ではなかなか味わえないような料理が堪能できます。

粟島では粟島浦漁協に加工部が開設され、粟島のお母さんたちが丁寧に魚を捌き真空パックに詰める作業を進め、離島キッチンと直接取引を始めたそうです。そんな粟島浦漁港の取り組みのひとつとして、今回の離島キッチンとのコラボが実現しました。

淡島の名物料理「わっぱ煮」

新鮮な魚を使った味噌仕立ての汁に、真っ赤に焼いた熱々の石を投入し、ぐつぐつと沸騰させて仕上げる「わっぱ煮」。驚きの調理方法で淡島の海の幸を堪能できる、淡島の名物料理です。

粟島産ジャガイモを使った「芋だこ」

海の幸が豊富な淡島で獲れたタコと、海のミネラルをたっぷり含んだ土で育った、粟島産ジャガイモを煮つけた「芋だこ」。粟島で昔から食べている家庭料理です。

日本に伝わる在来種の枝豆「一人娘」

海を臨む山の上で太陽に存分に照らされてすくすくと育つ、日本在来種の枝豆「一人娘」。その美味しさは他人に教えたくないくらいということから、別名「いうなよ」と呼ばれているんだとか。食べてみたら思わずこの言葉が飛び出してしまうのでしょうか!?

【淡島フェア】

場所: 離島キッチン日本橋店

期間: 10月1日(火)~10月31日(木)

営業時間: 18:00-22:00 (最終入店 21:00)

住所: 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-4-3 日本橋室町野村ビルB1

離島キッチン日本橋店公式サイト: http://ritokitchen.com/shop/nihonbashi/

参照: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000044702.html

離島と人を繋ぐプラットフォーム「離島百貨店」

日本に点在する離島同士のつながりや、離島ファンにとってのプラットフォームの役割を果たす「離島百貨店」。離島と都市の人材マッチングや人材育成、情報発信、観光訴求など、さまざまな取り組みを通して、全国の離島の魅力を発信しています。「離島キッチン」の各店舗を利用し、離島の物販商品を販売するアンテナショップ「離島百貨店」も要望に応じて展開しているそうですよ。

離島百貨店公式サイト: https://www.rito-hyakka.jp/

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観光地として名の知れた多くの離島がある一方で、まだ知られていないような島もたくさんありそうですね。まだ知らない日本、離島を知ることで日本の知識をより深めるきっかけになるのでは?

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