リンゴの産地を襲った濁流 「全部廃棄に・・・」農家らはショック 長野

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今回、浸水被害を受けたこの辺りの地区は、「リンゴの産地」です。地区の中を走る国道18号線は、通称「アップルライン」とも呼ばれ、例年11月にかけてリンゴ狩りの観光客でにぎわう場所です。しかし、収穫期を迎えていた中で起きた今回の浸水被害。そのダメージは大きく、地元の農家らはショックを受けていました。

リンゴの木の下には茶色く濁った泥水が・・・

堤防が決壊した長野市穂保周辺の地区は、県内有数のリンゴの産地です。

しかし・・・

(リンゴ農家・内山昭男さん)「まさか水が来るとは思わなかった」

収穫期を迎えたリンゴが被害にあいました。

こちらの農園でも・・・

(三栄農園・松沢寿季さん)「全部泥にまみれてますんで、ちょっともう全部出荷できない。廃棄になると思います」

特に「ふじ」はこれからがシーズンだっただけに、関係者は大きなショックを受けていました。

(三栄農園・松沢寿季さん)「リンゴ狩り、これからお客さんがたくさん来てくれるシーズンなので残念です」

全国で2位の生産量を誇る信州のリンゴ。

青果卸売業者の保管場所にも大量の泥水が流れ込みました。

(記者リポート)「この段ボールのこの辺りまで水につかっています」

箱詰めにされた果物が被害に。

(小林太平堂・小林稔専務)「汚水だから食用としても無理。菌が上がってくれば何年かは影響でるかな」

リンゴの産地を襲った千曲川の氾濫。

その被害と今後への影響は、大きいものになりそうです。