飯山市庁舎浸水や断水も・・・千曲川流域 各地で大きな被害 長野

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千曲川流域では長野市以外にも大きな被害が出ました。被害の状況や復旧の動きをお伝えします。

(記者リポート)「須坂市の北相之島の住宅地です。こちらでもこの高さまで水が浸いたようです。住民の作業を阻むのはこちらの重たい泥。水分を含んで重いです」

堤防沿いの長野県須坂市北相之島団地。

住宅197戸と県営住宅137戸で床上浸水の被害がありました。

県営住宅に住む男性は、15日、初めて、避難先から自宅に戻りました。

庭先の泥を運ぶだけで時間と体力を奪われ、家の中は、まだ手付かずです。

(住民)「もうこれだけ(泥を)出すのも嫌だ、腰が痛いから。どれから手をつけていいのか」

こちらの女性の家では14日から片づけを始めました。

水と泥を吸った畳は、重くて持ち上げることができずにいましたが・・・

「せーの、重てえ」

担ぎ出したのはボランティア。受け入れは15日から始まりおよそ100人が活動しました。

(長野市から)「早いうちになるべくどかしてあげて、普通の暮らしが取り戻せるお手伝いができれば」

こちらは飯山市役所。鉄筋コンクリートの5階建てです。

13日は、近くの川が氾濫し1階部分が完全に水没。

中の窓口は濁流に浸かりました。

連休明けのきょう15日、職員は1階の泥のかき出しや片付けに追われました。

当然、1階では業務ができない為会議室のある4階に臨時の窓口を設置しました。

多くの市民も被災しており影響は長期化しそうです。

土砂の流入や水道管の破損で断水が各地で続いています。

立科町では配水池の水が濁り、13日から町全域が断水し15日は松本市などから給水車4台が出ました。

(訪れた人)「こうやってボランティアの方がやってくれているんで助かります」

電動カートで水をもらいに来た瀬下愛子さん。

お米を最初は水道でとぎ、仕上げに役場でもらった水を使います。

町によりますと、水質検査の結果が出るまでは、まだ飲むことは出来ないということです。

(瀬下愛子さん)「早く直ってくれればいいんだけど」

県によりますと、午後5時現在で県内8市町村の4046戸で断水が続いています。