メドベージェフでも5位。現役男子テニス選手の最長連続決勝進出数ランキング

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「ATP1000 上海」でのメドベージェフ

先週開催された「ATP1000 上海」で優勝を飾った世界4位のダニール・メドベージェフ(ロシア)。この夏から快進撃を続けているメドベージェフは、これで出場6大会連続での決勝進出となっている。6大会連続でも素晴らしい戦績だが、男子テニスでは、これを上回る現役選手が4人もいる。ATPの公式Instagramがそのランキングを公開している。

■1位タイ ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 17大会連続(2015年1月~2016年1月)

1位は驚異の17大会連続決勝進出を記録したジョコビッチ。2015年の開幕戦「ATP250 ドーハ」の準々決勝で、当時世界27位のイボ・カルロビッチ(クロアチア)に敗れた後、この年出場した残り15大会全てで決勝へ進出した。2015年は、「全豪オープン」、「ウィンブルドン」、「全米オープン」、ツアー最終戦の他、マスターズ1000でも6大会優勝。合計11タイトル獲得で年間戦績は82勝6敗だった。

連続決勝進出は2016年の「全豪オープン」優勝まで続き、2月の「ATP500 ドバイ」の準々決勝で当時世界24位のフェリシアーノ・ロペス(スペイン)を相手に途中棄権したことで途切れた。

■1位タイ ロジャー・フェデラー(スイス) 17大会連続(2005年6月~2006年8月)

17大会連続を記録しているのはフェデラーもだ。2005年の「全仏オープン」準決勝で当時世界5位のラファエル・ナダル(スペイン)に敗れて以降、この年は6大会連続で決勝へ進出。2005年は合計11タイトル獲得で、年間戦績は81勝4敗。

そして2006年は「ATP1000 トロント」で優勝するまで11大会連続で決勝進出し、「ATP1000 シンシナティ」2回戦で当時世界21位のアンディ・マレー(イギリス)に敗れ、記録は途切れた。フェデラーは2006年も合計12タイトル獲得し、92勝5敗の年間戦績を残している。

■3位 ラファエル・ナダル(スペイン) 9大会連続(2013年2月~2013年6月)

ナダルは2012年の「ウィンブルドン」2回戦で当時世界100位のルーカシュ・ロソル(チェコ)に敗れて以降、膝の怪我のため約7ヵ月ツアーを離れた。そして復帰戦となった「ATP250 チリ」で準優勝、その後得意のクレーコートシーズンを経て「全仏オープン」で優勝するまで9大会連続で決勝へ進出した。だが、「ウィンブルドン」1回戦で当時世界135位のスティーブ・ダルシー(ベルギー)に敗戦。2年連続「ウィンブルドン」で金星を献上した。

それでもナダルはその後、「ATP1000 モントリオール」、「ATP1000 シンシナティ」、「全米オープン」と3大会連続で優勝。復帰シーズンながら、合計10タイトル獲得し、75勝7敗の年間戦績を残した。

■4位 アンディ・マレー(イギリス) 7大会連続(2016年5月~2016年8月)

2016年の年始、世界2位だったマレーは、5月の「ATP1000 マドリード」から「ATP1000 シンシナティ」まで、7大会連続で決勝へ進出した。その間、「ウィンブルドン」では自身2度目の優勝、リオデジャネイロオリンピックでは2度目のシングルス金メダルを獲得している。

それだけではなく、この年のマレーはその後も更に追い上げを見せている。「全米オープン」では準々決勝で当時世界7位の錦織圭(日本/日清食品)に敗れたが、それ以降、ツアー最終戦まで5大会連続で優勝を飾った。「ATP1000 パリ」の後には悲願の世界1位の座につき、ツアー最終戦の決勝ではジョコビッチを破っている。この年マレーは合計9タイトル獲得、78勝9敗の年間戦績を残した。

■5位 ダニール・メドベージェフ(ロシア) 現在6大会連続(2019年7月~)

そしてこの夏、快進撃を続けているメドベージェフが現在5位となる6大会連続決勝進出中。メドベージェフは年始は世界16位だったものの、「ウィンブルドン」後には初のトップ10入りを果たす。すると覚醒し、「ATP500 ワシントンD.C.」から連続決勝進出記録を積み重ねている。「ATP1000 シンシナティ」でマスターズ1000初優勝を飾ると、「全米オープン」では準優勝、「ATP1000 上海」では早くもマスターズ1000で2勝目を挙げた。

そのメドベージェフの次戦は、21日開幕の「ATP500 ウィーン」を予定している。メドベージェフが今後どこまで連続決勝進出記録を伸ばしていくのか、今後も注目だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 上海」でのメドベージェフ
(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

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