世界知的財産指標:2018年、特許、商標、意匠の出願数が過去最多を達成

世界知的財産指標:2018年、特許、商標、意匠の出願数が過去最多を達成

AsiaNet 81056

【ジュネーブ2019年10月16日PR Newswire】2018年、中国が知的所有権の需要の全体的な成長を牽引したことにより、アジアが特許、商標、意匠の出願全体の3分の2を占めました。一方で、アメリカ合衆国(米国)は輸出市場で申請された特許出願に関して首位の座を維持しました。

WIPOの 年次世界知的財産指標(WIPI)報告書によれば、2018年、世界中のイノベーターが330万件の特許出願を申請し、その数は9年連続で5.2%増加しました。国際的な商標出願活動が1,430万件に増加した一方で、意匠は130万件に到達しました。

「アジアは世界経済の中核を担う特許、商標、意匠およびその他の知的所有権の出願活動に関して、他の地域を今後もしのぎ続けるでしょう 」とWIPO事務局長フランシス・ガリ氏は述べました。「中国は単独で世界の特許出願の約半分を占めており、インドもまた目覚ましい増加を記録しています。アジアはイノベーションの世界的なハブになりました。」

さらに、世界の植物種出願は8.9%増加し、2018年には出願数20,210件を達成しました。一方で、92の国または地域自治体からのデータには、2018年に65,900件の地理的表示保護(Protected Geographical Indications、GIs)が示されていました。

https://www.wipo.int/pressroom/ja/documents/pr_2019_838.pdf
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(日本語リリース:クライアント提供)