JR東日本スタートアップとCBcloudが資本提携契約を締結 物流業務の領域拡大目指す

写真:JR東日本スタートアップ、CBcloud

JR東日本スタートアップ株式会社とCBcloud株式会社は10月15日、資本提携契約を締結したと発表しました。JR東日本の持つ鉄道インフラとCBcloudの配送マッチングプラットフォームを掛け合わせた新しい事業の創出に向けて、今後はさらに連携を加速する方針です。

CBcloudは「物流版Uber」とも呼ばれる荷主とフリーランスドライバーをつなぐ配送マッチングプラットフォーム「PickGo」を提供しています。突発的な荷物増や緊急時の当日集荷・当日納品、単発の依頼などにも対応し、法人・個人問わずサービスを展開(※ただし個人向けは来春のリニューアルに向けてサービス停止中)。登録されたフリーランスドライバーの数は、2019年2月時点で物流業界最大となる10,000名を突破しています。

JR東日本グループは駅や駅周辺の魅力価値向上のため利用者の移動をサポートしており、駅に予約制の手荷物預かりサービスを導入するなどして利用者の負担軽減や手ぶら観光の促進に努めています。今回はCBcloudのサービスを掛け合わせることで既定のルートや時間にとどまらない柔軟な物流などさらなるサービスの充実を図ることができると確信し、事業面での協業を視野に入れ、連携をより強固なものとすべく資本提携に至ったとのことです。

鉄道チャンネル編集部

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