【NLCS】ナショナルズ初回7得点 初のWS進出決定!

【カージナルス4-7ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ナショナルズが球団史上初のワールドシリーズ進出に王手をかけて迎えたカージナルスとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦は、初回に大量7点を先制したナショナルズが7対4で逃げ切り。カージナルスをスイープで下し、ワールドシリーズ進出を決めた。先発のパトリック・コービンは、疲れが見え始めた中盤に4点を失ったものの、5イニングで12個の三振を奪う力投を披露。その後はタナー・レイニー、ショーン・ドゥーリトル、ダニエル・ハドソンのリリーフ陣がカージナルスの反撃をゼロに封じた。コービンが勝利投手(1勝0敗)となり、ハドソンは今シリーズ2セーブ目を記録。一方、敗れたカージナルスは、先発のダコタ・ハドソンが一死しか取れず7失点(自責点4)で敗戦投手(0勝1敗)となり、4連敗で敗退となった。

初回のナショナルズは、トレイ・ターナーとアダム・イートンの連打で無死二・三塁のチャンスを作り、アンソニー・レンドンの犠牲フライであっさり先制。フアン・ソトのタイムリー二塁打で2点目を奪い、相手のミスなどで一死満塁となったあと、ビクトル・ロブレスとヤン・ゴームスの連続タイムリーで3点を追加してカージナルス先発のハドソンをノックアウトした。さらに2番手のアダム・ウェインライトからコービンが送りバントを決めて二死二・三塁となり、ターナーの2点タイムリーで一挙7得点のビッグイニングが完成。4回表にヤディアー・モリーナのソロ本塁打で1点、5回表にホゼ・マルティネスの2点タイムリー二塁打などで3点を失ったが、リリーフ陣が踏ん張り、7対4で逃げ切って4連勝で球団史上初のワールドシリーズ進出を決めた。

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