久慈ロケ映画「星屑の町」、完成披露上映会

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上映会に参加し、作品をPRする住民や関係者

 女優のんさんがヒロイン役を務め、久慈市内でロケが行われた映画「星屑の町」の完成披露上映会が10日、市文化会館・アンバーホールで行われた。エキストラとして参加した住民ら約250人が作品を鑑賞し、久慈の風景の中で展開される物語に見入った。映画は来春公開で、東北地方で先行上映される予定。

 1994年から25年間にわたり舞台で上演された人気シリーズを、オリジナルの脚本で映画化。地方回りの売れないムード歌謡コーラスグループ「山田修とハローナイツ」の悲哀を描く。のんさんは東北の田舎で歌手を夢見るヒロインを演じた。

 市内でのロケは、5月に山根町の「桂の水車広場」や山形町の旧荷軽部小、もぐらんぴあで行った。

 上映会では、住民の姿や地元の風景がスクリーンに映し出されるたびに会場から歓声が上がり、終了後は大きな拍手に包まれた。

 舞台あいさつには、杉山泰一監督と高橋正弥プロデューサーが登壇。高橋プロデューサーは「山根町の風景を見て、ここなら良い映画が撮れる、この場所を映像に残したい、という気持ちが強まった」と久慈の魅力を語った。

 作品の上映会は全国初。会場ではのんさんもビデオメッセージで登場し、「海ではなく、山の久慈は初めてで新鮮だった。地元の皆さんが振る舞ってくれた山菜や、鹿肉のカレーが印象的だった」とロケを振り返った。

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