令和も昭和スターが11時間生放送!“夢の競演”もMC・岡田圭右「毎回夢が崩れる」

BSフジの大型生放送特番「BSフジ11時間テレビ2019 全国対抗!脳トレ生合戦!!」が11月16日(午前11:00)に放送されることが決定。10月7日に制作発表会が行われ、MCの岡田圭右、アシスタントを務める川野良子フジテレビアナウンサーの「クイズ!脳ベルSHOW」(月~金曜午後10:00)コンビと、当日出演予定の氏神一番、大木凡人、小桜京子、アダモステこと島崎俊郎、JAGUAR、天龍源一郎、林家ペー・パー子、マリアンが出席した。

今年で3回目となる番組のテーマは“夢の競演”。過去2回と同じく「47都道府県・6チーム対抗脳トレトーナメント」を縦軸に、さまざまな“夢の競演”を盛り込んで11時間の生放送を進行していく。トーナメントは「脳ベルSHOW」でおなじみの昭和のスターたちが“競演”。北海道・東北、関東・甲信越など出身地域別にチームを組み、「脳みそフル回転」などの脳活性化クイズで得点を競う。1回戦は「北海道・東北VS九州・沖縄」「関東・甲信越VS近畿」「北陸・東海VS中国・四国」という組み合わせ。各勝利チームに、敗者復活戦に勝った1チームを加えた4チームが決勝に進み、優勝を争う。

島崎が“アダモちゃん”の衣装で登場して動き回り、岡田が「動画の取材は入ってません!」と注意の笛を吹きまくりながら、賑やかすぎる会見がスタート。岡田は「ラグビー、バレー、陸上のリレーと、最近の日本のスポーツは絆、和、チームワークがテーマですが、この番組は真逆(笑)。個々の自由な部分が売りだと思っています。若い子たちには“これが昭和だ”という部分を見ていただきたい」とあいさつ。テーマである“夢の競演”について質問されると、「『脳ベルSHOW』は、昔ドラマやバラエティー、映画で見た人たちとの収録で、毎回“夢の競演”なんですが、収録が終わった時にはその夢が崩れ、“悪夢の競演”になります(笑)」と笑わせた。一方、川野アナは「SNSの時代に、番組特製のポケットティッシュを配りまくって宣伝しています(笑)。3年目なので3度目の正直ならぬ3度目の本気を発揮できるか、注目していただきたいです」と抱負を語った。

続いて出演者たちにマイクが渡る。小桜は「よろしくお願いします」、マリアンは「今年も頑張りたい」とシンプルにあいさつし、氏神は「今年も御願い奉り候」と歌舞伎の見栄を切る。天龍もシンプルにひと声発したが、おなじみのガラガラ声で誰も聞き取れず、もう一度、と促されても結果は同じ。岡田から「バラエティー慣れして、ちょっと分からんようにしゃべってる!」と突っ込みが入った。生放送の舞台裏を撮影するオフィシャルカメラマンを務めるペーとパー子は、「ペーパーだけに、“カミ”対応で」「ハッハー!(笑)」と意気込みを語り、JAGUARは「JAGUAR星から来たので、地球の常識が分かりませんけど」とコメントするも、照れ笑い気味だったため、岡田から「最近、JAGUAR星の話をすると半笑いになる。そこは真面目に!」「キャラクターをしっかり持ちなはれ!」と“指導”されることに。そして大木は「各所に少しずつ出演します(笑)。楽しみに待っていてください」とあいさつは簡潔だったが、ことあるごとに勝手にしゃべり始めては岡田に止められ、同じくじゃべりまくりの島崎はやや空回りしながらも、「令和の時代に昭和を見ろ!」と名(迷?)言を放った。

当日は、令和に見たい昭和のスターが100人超出演予定。山本リンダが過去に「脳ベルSHOW」に出演したミュージシャンとのコラボレーションにより、名曲「♪どうにも止まらない」を歌唱するオープニングアクトで幕を開け、「TKJP(たたいてかぶってジャンケンポン)初代王者決定戦」も開催。暫定王者の長州力が、新たに作成されたチャンピオンベルトを懸けて3番勝負に挑む。過去2回行われ、長州力が武藤敬司、前田日明らを退けたが、今年も大物をブッキング中とのことで、夢の対決が実現しそう。さらに、電撃ネットワークらが名人芸を披露する「脳ベル園芸SHOW」、出演スターが持ち歌を歌う「脳ベルヒットスタジオ」などなど、盛りだくさんすぎる内容。もちろんメインのクイズ合戦も見逃せない。出演者と一緒にクイズを解いたり、笑ったり、懐かしんだりしている間に、いつの間にか11時間が経過しているだろう。

取材・文/佐藤新

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