パナ、中国で生鮮物流事業拡大へ

売上高で3倍増の1千億円目指す

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社内カンパニー「中国・北東アジア社」の本間哲朗社長

 【北京共同】パナソニックが中国での冷蔵・冷凍物流事業を拡大し、倉庫の設計や施工の分野に乗り出したことが16日分かった。冷蔵庫などの販売だけではなく、精密な温度管理を実現するシステムまで手掛け、売り上げ規模を現状の300億円程度から1千億円以上に伸ばす構え。米中貿易摩擦で製造業が冷え込む中、生鮮食品市場の拡大に活路を見いだす。

 社内カンパニー「中国・北東アジア社」の本間哲朗社長は「日本や米国と同規模のビジネスにしたい」と意気込む。

 中国では魚や野菜を低温管理して鮮度を保つ物流方式が成熟しておらず、産地からの輸送でのフードロス(食品廃棄)が問題となっている。