西武が佐々木朗希のドラフト1位指名を公言 競合覚悟で“令和の怪物”を指名へ

編成会議後に取材に応じた西武・渡辺久信GM【写真:安藤かなみ】

西武は2014年の高橋光成から5年連続で投手をドラフト1位指名している

 西武は16日、都内で編成会議を行い、17日のドラフト会議で岩手・大船渡高の最速163キロ右腕、佐々木朗希投手(大船渡)を1位で指名する方針を決定した。

 渡辺久信球団本部ゼネラルマネージャーが惚れ込んだ、競合必至の“令和の怪物”の指名を決めた。9月中旬の編成会議では1位候補を10人程度に絞ったとしていたが、この日の編成会議を経て最終的に1位を佐々木に決定した。

 2014年から高橋光成、多和田真三郎、今井達也、齊藤大将、松本航と5年連続で投手を1位指名している西武。即戦力投手の補強が課題とされるチーム事情はあるが、過去には松坂大輔(1998年)、菊池雄星(2009年)ら剛腕の育成に成功している。(安藤かなみ / Kanami Ando)

© 株式会社Creative2