「高校サッカー選手権」応援歌はデビュー前の現役高校生・三阪咲の「繋げ!」

日本テレビ系で放送される「第98回全国高校サッカー選手権大会」の応援歌が、デビュー前の現役高校生・三阪咲の「繋げ!」に決まった。応援歌を歌う史上最年少アーティストとなった16歳の高校1年生・三阪は「今までで一番気持ちを込めて歌詞を書きました、この曲がサッカーをしている全国の方々に届いたらいいなと思いますし、それ以外の方々にもこの曲を聞いて、頑張ろうって思ってもらえる曲になったらいいなと思います」とアピールしている。今大会は12月30日に開会式が行われ、決勝は来年1月13日に生放送される。

三阪は大阪出身の高校1年生で、小学5年生の時から歌手を目指して路上ライブを行い、地道にファンを増やし、現在Twitterは約14万人、Instagramは約17万人のフォロワーがいる。デビュー前にもかかわらず、今年8月に公開したオリジナル曲「今だけは好きなものを好きでいたい」のミュージックビデオは1週間で約50万回再生を突破。10月に公開した新曲「Say Good Night」のミュージックビデオは2日間で約10万回再生された。これまでにYouTubeで関連動画再生数は4000万回を超え、TikTokでの関連動画再生数は5億回を超えている。

三阪は今大会では応援歌だけでなく、史上初めてとなる「みんなのアンセム」も制作し、全国数カ所の地区大会決勝では試合開始前に「キックオフライブ」を開催することも決定。高校サッカーについては「一言でいうなら、『青春』という感じがします。高校3年間のすべてを注いできた選手もたくさんいると思うので、選手権は努力の結晶、集大成というイメージを持っています」と同世代の青春が詰まったイメージを抱いていたことを告白。

また、応援歌のタイトルには「サッカーはボールをつないでゴールに向かっていきますが、選手の皆さんも高校生活が終わって次の道にいく時、サッカーを通して頑張ってきたことが未来につながるようにどんどん進んで行ってほしいという思いと、皆さんと同じく私自身も今頑張っていること、努力していることが未来につながるように、という思いから『繋げ!』というタイトルにしました」と自身の思いを込めたことを訴えている。

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