ショパンの音楽や生涯を描く展覧会「ショパン-200年の肖像」兵庫県立美術館で開催中

(画像提供:ショパン展神戸実行委員会)

 ポーランド出身の世界的作曲家、フリデリク・ショパンの音楽や生涯を、多彩な美術作品や資料を通じて紹介していく展覧会「日本・ポーランド国交樹立100周年記念、サンテレビ開局50周年記念『ショパン-200年の肖像』」(主催:ショパン展神戸実行委員会[神戸新聞社、サンテレビジョン]、後援:ラジオ関西他)が、10月12日(土)から神戸市中央区の兵庫県立美術館で開催されている。

 繊細な曲調やピアノ曲を多く作曲したことから、“ピアノの詩人”と呼ばれ、ピアノ音楽の新しい表現様式を拡大したことでも知られている、ショパン(1810-1849)。日本とポーランドが国交樹立100周年を迎える今年、ポーランドの国立フリデリク・ショパン研究所が運営するフリデリク・ショパン博物館からの美術作品や資料を中心に、国内外から自筆の楽譜や手紙、油彩画、版画、ポスター、彫刻、書籍など、多数の日本初公開作品をはじめとした約250点が展示されており、人気を博している。

 兵庫県立美術館では、10月12日から11月24日までの開催となる(休館日は、祝日を除く月曜、および10月15日と11月5日)。チケットは、チケットぴあ、ローソンチケット、セブンチケット、イープラス、CNプレイガイド、阪神プレイガイドほか京阪神のプレイガイドで販売中。詳細は、「ショパン-200年の肖像」特設サイト(https://chopin-exhibition.jp/)を参照。同展は兵庫のほか、来年2月から福岡、4月から東京、8月から静岡でも開催予定だ。

 また、葉加瀬太郎主催のHATSレーベルより、10月9日には、ピアニストの西村由紀江がプロデュースを手掛けたコンピレーションアルバム「ショパン-200年の肖像」が発売された。西村由紀江をはじめ、葉加瀬太郎、古沢巌、柏木広樹、園田涼率いるソノダオーケストラら豪華メンバーがこのアルバムに参加し、卓越した演奏力でショパンの名曲を聴かせる。

ポーランド・ショパン協会認定作品「ショパン・ピアノ大全集」
ポーランド・ショパン協会認定作品「ショパン・ピアノ大全集」

 そして、ショパンの全ピアノ作品を、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ、アダム・ハラシェヴィチ、ビオトル・バレチニ、タチアナ・ジェバノワ、バルバラ・ヘッセ=ブコフスカなど母国ポーランドの世界的ピアニストたちの演奏で収録し絶賛を浴びた作品集「ポーランド・ショパン協会認定作品『ショパン・ピアノ大全集』」も現在発売中だ。詳細は、ラジオ関西プロダクツのホームページ(http://jocr.jp/product/sale/chopin/index.html)に掲載されている。

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