BC埼玉武蔵にもう1人の隠し玉 複数球団が狙う独立リーガーはイケメン野手

ドラフト会議で吉報を待つルートインBCリーグ埼玉武蔵のイケメン外野手・加藤壮太選手【写真:小原由未恵】

埼玉武蔵の3年目21歳・加藤壮汰外野手 中日時代の福留に憧れて左打者に

 ルートインBCリーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズの加藤壮太外野手のもとに、NPB複数球団から調査書が届き、17日の運命NPBドラフト会議で指名される可能性が出ている。加藤は中京高(岐阜)で2016年夏の甲子園に、今季プロ初安打をマークした日本ハム・今井順之助内野手とともに出場した。BC埼玉武蔵入団3年目の21歳で、今季は主に1番打者を務め、打率.310、29盗塁をマーク。走・攻・守の3拍子揃ったプレースタイルに加え、俳優の伊藤英明似のイケメン外野手としても人気がある。

 加藤は188センチ、89キロ、右投左打の大型外野手で、50メートル走は5.8秒の俊足。小さい頃はナゴヤドームにプロ野球を観戦しに行き、当時中日の福留孝介外野手(現阪神)のプレーに魅了された。憧れが強く、小学5年生の頃に右打ちから左打ちに変えたほど。昨年も1球団から調査書が届いたがドラフト指名はなし。「昨年までは調子が悪いと考えすぎて調子の波が大きかったですが、今年は何がダメだったかを考えてすぐに修正できるようになりました」と対応力を付け、飛躍した。

 昨年のドラフト会議の様子は埼玉・熊谷市の球団事務所内で見ていたが、終了後、すぐに気持ちを切り替え、トレーニングを開始。「今年はNPBに行くんだ! という強い気持ちで取り組んできました。そういう気持ちが(シーズンの)結果につながったと思っています」。埼玉武蔵には10球団から調査を受けた松岡洸希投手も今年のNPBドラフト会議で指名の可能性がある。松岡同様、加藤も手応えを持って吉報を待つ。(Full-Count編集部)

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