【MLB 優勝決定S】ヤ軍ファンがペットボトルなどグラウンドに投げつける暴挙 ア軍野手苦言「間違いなく失礼」

アストロズのジョシュ・レディック【写真:Getty Images】

ヤンキースファンが8回表終了時にグラウンドにペットボトル、ボールなどを投げつける

■アストロズ 4-1 ヤンキース(リーグ優勝決定シリーズ・日本時間16日・ニューヨーク)

 アストロズは15日(日本時間16日)、リーグ優勝決定シリーズ第3戦・敵地ヤンキース戦を4-1で勝利し通算成績を2勝1敗とした。怒りに任せ“暴挙”に出たヤンキースファンのマナーの悪さにジョシュ・レディック外野手が苦言を呈している。米メディアが伝えている。

「アストロズのジョシュ・レディックがヤンキースタジアムでの暴挙を見た後、ニューヨークのファンを『失礼』と語る」

 米紙「USAトゥデイ」は敵地でプレーしたレディックが身の危険を感じ、地元のヤンキーファンに対して苦言を呈したことを伝えた。問題となったのは8回表が終了したイニング間だった。右翼の守備位置についたレディックによるとグラウンドにペットボトル、お土産用のボールがセンターからレフト方向に投げられていたという。

 レディック本人も「あのようなことは試合であってはいけない。恐ろしいよ。それがどれほど恐ろしいことなのか実感していない人は多いと思う。ボールを勢いよく投げ、見ていない誰かの頭に当たったら、ダメージを負うかもしれない。フィールドの選手として、そのようなことを見るのは残念なことだよ。間違いなく失礼なことだし、危険なことでもある」とコメントしファンのマナーの悪さに苦言を呈した。

 アストロズのヒンチ監督もこれには黙っていられなかったようで審判にファンの暴挙を報告。その後、ヤンキースサイドは球場に集まった4万8998人の観客に対し、物をフィールドに投げることは退場処分となる可能性があることアナウンスしていた。(Full-Count編集部)

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