遠藤のシュトゥットガルト、「ユニークで大胆なデザイン」の2019-20ユニフォーム

2019-20シーズンはドイツ2部で戦うシュトゥットガルト。リーグはここまで9節を消化して2位と、スタートダッシュに成功した。

シュトゥットガルトには、ベルギー1部シント=トロイデンから期限付き移籍で日本代表MF遠藤航が所属。しかし、残念ながらここまでは出場機会を得られていない。

クラブはPumaとのパートナーシップが終了し、今季からはJakoとテクニカルスポンサー契約を締結。その第1弾となるキットはユニークなデザインも登場した。

VfB Stuttgart 2019-20 Jako Home

キットサプライヤーにJakoを迎え入れた第1弾のユニフォーム。ホームは余分な装飾を省いたオーソドックスなデザインだが、シュトゥットガルトらしい一着に仕上げている。昨季は31年ぶりに胸中央に付いたエンブレムだが、今季は左胸に位置を戻した。

レッドのボーダーで一巻きするようなスタイルは、新サプライヤーでも継承となった。そのボーダー部分は軽くグラデーションを施しているのが特徴。

首元の内側にはクラブのスローガン“Wir werden immer zu dir steh'n Für immer VfB!”をプリント。

パンツとソックスもホワイトを基調としたデザインで、コンプリートルックは全身同色に。全体的な雰囲気は、かなりクラシックな印象を受ける。

VfB Stuttgart 2019-20 Jako Away

NEWアウェイキットは、かなりユニークで大胆なデザインが登場した。この幾何学模様的なグラフィックはホームスタジアム「メルセデス・ベンツ・アレーナ」のシルエットを表現。シュトゥットガルトとしては珍しいタイプのデザインだ。

パンツとソックスもシャツと同じレッドで彩る。ソックスの前面にはクラブ創立年の“1893”、背面にはメーカー名“JAKO”が入る。

VfB Stuttgart 2019-20 Jako Third

サードキットはブラックが登場したが、こちらもデザインが少々ユニーク。胸スポンサー「Mercedes-Benz Bank」は同社のエンブレムを中央に配する変則的なロゴマークに。

そして、右胸にはメーカーロゴではなく数字をプリント。“89”と“93”を組み合せたこのマークだが、“89”は1989年のUEFAカップ準優勝を。“93”はクラブ創立年の1893をそれぞれ意味する。

サードキットはブラックのパンツにホワイトのソックスというスタイルで、他の2キットとは異なり色違いのデザインとなる。

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