ポテトチップス「ちゃんぽん味」 数量限定で販売 カルビー、11月18日から九州・沖縄で

数量限定で販売される「ちゃんぽん味」のポテトチップス

 カルビー(東京)は、「長崎の味ポテトチップスちゃんぽん味」を開発した。魚介のうま味とこしょうの味を利かせて、地元の味を表現。来月18日から九州・沖縄各県で販売する。
 47都道府県の地元ならではの味を掘り起こし、地域の食文化を応援する同社の「ラブジャパン」企画の一環。長崎県では「あごだし味」「レモンステーキ味」に続く第3弾となる。
 今回は、インターネットで募集した中で最多だった案を採用。例年、最終候補に残りながらも商品化されていなかった味で、担当者は「王道にチャレンジしていなかった」と商品化を決めた。
 開発期間は約10カ月。地元の味に近づけるため、県民の意見を聞き、試作を約20回重ねて完成させた。
 同社の石辺秀規執行役員西日本営業本部長らが11日、長崎県庁に上田裕司副知事を訪ね、完成を報告。試食した上田副知事は「ちゃんぽんはソウルフードなので、ほっとする」と話した。
 商品はオープン価格。数量限定で、なくなり次第、販売を終了する。

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