バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の富山グラウジーズは16日、川崎市とどろきアリーナで川崎ブレイブサンダースに73-69で競り勝った。通算3勝2敗。
富山は前半、相手の堅守に阻まれつつもライオンズや新加入の菅澤、水戸が攻撃をけん引。第2クオーターは粘り強いディフェンスが光り、わずか8失点に抑えた。38-33と5点のリードで折り返した。
相手の猛攻を受け同点で迎えた最終クオーターは一進一退の攻防が続いた。攻めあぐねるシーンもあったが、宇都や菅澤の活躍で引き離し、逃げ切った。
得点源のスミスが負傷で戦列を離れる中、3点シュートや体を張った守備でチームの勝利に貢献した菅澤は試合後、「チーム一丸となって食らい付けたことは自信になった」と話した。
次戦は19、20日の両日、富山市総合体育館で大阪エヴェッサと対戦する。
富山以外の試合では、西地区で京都が大阪に90―59と快勝し、無傷の5勝目を挙げた。名古屋Dは琉球に73―83で敗れて4勝1敗となった。東地区ではSR渋谷が北海道を83―76で下し、開幕3連勝とした。北海道は初黒星(4勝)。
富山 73 - 69 川崎 (1Q)21 - 25 (2Q)17 - 8 (3Q)15 - 20 (4Q)20 - 16 ▽観衆 4023人