Locix、高性能の位置測位にイマジネーション・テクノロジーズのEnsigma Wi-Fiを採用

1m以下の高精度Wi-Fi位置測位用に作成された新しいプラットフォーム

ロンドン(英国)および東京(日本)発--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --イマジネーションテクノロジーズは、LocixがWi-Fiベースの屋内および屋外環境向けの超高精度で費用対効果の高いローカルポジショニングシステムのLocix LPSソリューションで、同社のEnsigma高性能IEEE 802.11ac 2x2 MIMO Wi-FiベースバンドおよびRF IPを採用したことを発表しました。 空間インテリジェンスソリューションの次世代イノベーターであるLocixは、統合とカスタマイズの容易さからEnsigmaを選択し、それにより高精度の位置測位を提供する費用対効果の高いソリューションを作成できるようになりました。

Locix LPSは、倉庫や工場を含む、複雑な現実的な屋内環境において、アセットトラッカー、携帯電話、IoTセンサー、アプライアンスやユーザーなどのWiFi対応デバイスの位置を特定し追跡するためのフルスタックソリューションです。 本ソリューションを用いて、産業施設や商業施設で正確で信頼性の高い空間および位置追跡を行うことで、可視性を向上し、生産性と効率を改善することができます。

Locixチームと協力して、EnsigmaはIPをカスタマイズし、Locixの高度なアルゴリズムで使用される他の主要なパラメーターとともに、高精度のWi-Fiパケットの到着および出発時刻を記録できるようにしました。 この技術は、現実の環境で1m以下の精度を達成するにあたり、既存の他ソリューションを悩ませてきた、吸収、反射、帯域幅制限などの従来の問題を、Locix LPSが克服することができた重要な要因です。

Locix CEOのVikram Pavate氏は次のように述べています。「Ensigma IPの専用ハードウェアがサポートする柔軟なソフトウェアとの組み合わせは、高性能Wi-Fiソリューションに理想的でした。 ベースバンドとRFの両方で単一のサプライヤと連携することで、複数のIPベンダーと連携した場合よりも早く製品を開発し、市場に投入することができました。 Ensigmaチームとのパートナーシップにより、彼らの知識と専門性により開発プロセスが容易になりました。」

Locixは、10月15日から18日に幕張で開催されるCEATEC 2019の村田製作所ブース(7番ホール H021)において、ティア1への無線接続モジュールの大手サプライヤーである村田製作所とともにLPSソリューションを展示予定です。

LocixはCEATEC2019の村田製作所ブース(7番ホール:H021)においてLPSを展示予定です。

イマジネーションテクノロジーズのEnsigma副社長であるGerry Conlon氏は次のように述べています。「Locixは、完全にカスタマイズされたEnsigma Wi-Fi IPを活用して、大規模物流業界の困難な問題を高い信頼性と利便性で解決する、業界最高のソリューションを開発しました。 この技術拡張においてLocixと協力できることを嬉しく思います。これによりWi-Fiでのロケーションテクノロジーのあり方が変わると信じているからです。」

Ensigma Wi-Fi製品は、現場で実証されシリコン検証済みIPを使用してシステムオンチップ(SoC)に接続機能を追加したいお客様に最適です。 Wi-Fiポートフォリオには、TSMC 40LPやGlobalFoundries 22FDXなどのいくつかの一般的なテクノロジーノードで、802.11acと802.11nの完全なベースバンドとRF IPが含まれています。 イマジネーションは、アナログIP無線と同じIPサプライヤのデジタルベースバンドの両方を有効にすることで、IoTデバイスに統合Wi-Fi接続を追加するリスクを低減したいお客様に、シームレスで適切な初期ソリューションを保証します。

Locixについて

Locixは、商業施設、住宅、接続デバイス向けのクラウドベースの空間インテリジェンスソリューションを開発し、物理的な世界のデジタル化を実現します。Locixソリューションは、位置情報、視覚情報およびセンサーデータを独自に取得し、それらを高度なデータ分析と組み合わせて、空間認識を提供し、実行可能な気づきを与えることで意思決定の自動化を可能にします。シリコンバレーに本拠を置くLocixは、IDベンチャース、東京大学エッジキャピタル、株式会社村田製作所、プロロジス・ベンチャーズ、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ、米州住友商事、iRobot Corp.、株式会社YE DIGITAL、株式会社安川電機、Acer Inc.などの大手企業および戦略的投資家によって支えられています。

イマジネーションテクノロジーズについて

イマジネーションは、競争力のあるグローバルテクノロジー市場で顧客に優位性を与えるために設計されたシリコンおよびソフトウェアIP(知的財産)を作成する英国に拠点を置く会社です。 そのグラフィック、コンピューティング、ビジョン&AI、および接続技術により、卓越した電力、パフォーマンス、エリア(PPA)、堅牢なセキュリティ、市場投入までの時間短縮、総所有コストの削減が可能になります。 イマジネーションIPに基づいた製品は、世界中の何十億人もの人々が携帯電話、車、家、職場で使用しています。 イマジネーションテクノロジーズは、2017年にグローバルプライベートエクイティ投資ファンドであるキャニオンブリッジに買収されました。 詳細はwww.imgtec.comを参照してください。

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