第1回:一生に一度はこの目で見たい!CAおすすめ日本の絶景ガイド「福島・五色沼」

CAオススメ日本の絶景ガイド!「福島県/五色沼湖沼群」

世界中を飛び回るCA。だからこそ、日本の美しい原風景に癒されます。

ここでは、一生に一度はこの目で見たいCAおすすめの日本の絶景をご紹介いたします。

第1回目は東北・福島県にある五色沼です。

 

五色沼とは

福島県にある「五色沼湖沼群」は、通称 五色沼と言われています。

5つの沼という意味ではなく、それだけ色々な色彩が楽しめるという意味でこの名がつきました。

1888年7月15日の磐梯山の噴火でできた湖沼群ですが、水中に含まれる火山性物質や光の反射の角度などせいでそれぞれの湖沼の色が異なってみえるのだそう。

季節や天候、時間でも違う色に見えるので、何度も行きたくなります。

実際に筆者が訪れた時も、1秒ごとにどんどん色が変わるので、その場から離れがたく、ずっと見ていたくなりました。

 

五色沼への行き方

猪苗代湖と喜多方市のほぼ中間に位置しており、レンタカーが便利です。

福島空港からはドライブで約1時間半。または、新幹線で郡山駅まで行き、同じくドライブで1時間半ほどです。

電車ならば、最寄りの鉄道の駅はJR磐越西線の猪苗代駅になります。

福島空港からは会津若松行きのシャトルバスに乗り、猪苗代駅で降りるか、郡山駅までシャトルバスで行き、電車で猪苗代駅へ。

JR猪苗代駅からは、磐梯東部バスで裏磐梯・桧原方面行に乗り約30分ほどで五色沼に到着です。

バスは、1時間に1本ほどと本数が少ないので注意が必要です。

 

一番のオススメコース(約4km、所要時間約1時間30分)

五色沼の入り口は二つあり、

・「五色沼入口」バス停

・「裏磐梯高原駅」バス停

です。

「五色沼入口」バス停からの方が坂をゆるやかに降りる道になるので、歩きやすいと思います。

また、入り口にはビジターセンターがあるので、立ち寄ってから歩くのがオススメ。

きれいなお手洗いで用を済ますこともできますし、地図も購入できます。

裏磐梯ビジターセンター
住所:福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峰1093
電話:0241-32-2850
URL:http://www.urabandai-vc.jp/

 

 

 

毘沙門沼 

毘沙門沼は、五色沼最大の沼。

沼の底から酸性の鉱泉が湧き出していて、硫酸イオンや塩素イオンを多く含んでいるので、水面がコバルトグリーンに見えるのだそう。

時間があればボートやカヌーからの磐梯山の眺めも美しいです。

鯉が生息しているのですが、ハート型の模様のある鯉がいるそう。

ぜひ、探し出したくなりますね。

 

赤沼

 

 

沼の周りの草木が鉄錆色に染まることから「赤沼」と名づけられたそう。

水の色は深い緑色ですが、周りの草木を映して、褐色に見えることも。

 

みどろ沼

 

 

沼の西側にはヒトヒルムシロ、東側にはオヒルムシロが生い茂り、水がとても澄んでいます。

みどろ=深泥の生のとおり、水深が深いそう。

写真は緑色と褐色ですが、運が良ければ奥にコバルトブルーも見えるようです。

 

竜沼

 

 

エメラルドグリーンの沼が、生い茂る草木の間に見えます。

近づけないのですが、その色はとても神秘的です。

冬は雪を映して白くなるのだそう。

 

弁天沼

 

 

毘沙門沼の次に大きな弁天沼。

美しい沼の向こうに、吾妻の山並みが望める絶景ポイント。

エメラルドグリーンの水面がとても美しくて、日本の沼だと言うことを忘れそうになります。

 

瑠璃沼

 

 

五色沼の神秘的な色の元になる水が最初に流れ込む沼で、冬でも凍りません。

水面に映る逆さ磐梯山は必見です。

 

青沼

 

 

五色沼の中で一番青色に見える沼。

沼の底に育ったウカミカマゴケの緑色で、沼に光が差し込むとコバルトブルーのような青色に輝くのだそう。

ベンチもあるので、休憩もかねてゆったりと眺めることができます。

 

柳沼

 

 

とても静かな沼で、周りの木々が水面に映ります。

秋の紅葉の季節は必見です。

 

癒しを求めて

どの季節に行っても、自然の美しさを堪能できる五色沼。。美味しい空気に美しい眺め。

日頃の運動不足も解消できる、適度な山道です。

山歩きの靴である必要はありませんが、ハイヒールは避けるのが無難。

歩いているだけで日常を忘れてゆったりと過ごすことができます。

お時間があれば、周辺の温泉に泊まりで行かれるのもオススメ。

ぜひ一生に一度は癒されに訪れて欲しい場所です。

五色沼湖沼群
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