【東京都現代美術館】親子で楽しめる!あそびのじかん展は10/20まで

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今年、リニューアルオープンした東京都現代美術館

東京都現代美術館は3年にわたる休館を経て、2019年3月29日にリニューアルオープンされたばかり。

最初に目についたのは、「発見の塔(アンソニー・カロ作)」。

こちらは公開時間に登ることができるようです。

「あそびのじかん」は『遊び』をテーマにした体験型インスタレーション

期待に胸を膨らませながら中へ。

受験の壁/開発好明

最初に現れる作品は、タンスを組んで作られたボルダリング。受験競争のプレッシャーを表現しているのだとか。

高さ5メートルの難関ですが、なんと「裏口入学」をして先に進むことができます。タンスの壁を抜けると・・・

そこには、ハッとするような言葉が目に飛び込んできました。

笑う祭壇/野村和弘

こちらは、台座に向かってボタンを投げ、台座の上にボタンを見事乗せることができたら「成功!」という参加型作品。「失敗」した色とりどりのボタンは床に散らばり、積み重なって、刻一刻と変化する絵画となるそうです。

娘は色々なデザインのボタンに興味津々。

今までの行動や信頼性が一言の言葉で揺らぐなら、人のために何かをすることは∞でしかない/ハンバーグ隊

ハンバーグ隊はSNSのグループチャットを遊び場に、誤解やすれ違いを楽しみながら一見脈絡のないやり取りの中から∞のキーワードを引き出し、編集したり破壊したりを繰り返して作品を展開しているそうです。

光の三原色で作られる、スクリーンに映し出された影で遊ぶのも楽しいです。

タノタイガ/タノニマス

壁にずらりと並んでいるのは、作家の顔から型を取ったお面たち。なんだか、ちょっと不気味・・・

こちらでは、自分だけのお面を思い思いにデコレーションして作れるので、会期中にどんどん「新しい顔」が増えていったようです。1つ1つ見ていくと、とても面白いですね。

ポジティブな呪いのつみき/TOLTA

前向きな言葉が書かれた紙でできた「つみき」を自由につなげて、奇妙な文章ができあがる作品。

息子も色々と言葉を組み合わせて楽しんでいました。

私たちはいつの間にか、ポジティブな言葉に縛られてしまっているのかもしれません。

こちらでは、手順通りに折ると「ずっとたのしくておわるとさみしくなっちゃうようなあそびをしたいよ。」と書かれた紙飛行機ができる専用の紙がもらえました。

それを飛ばすことができる部屋もありますよ。

不如意の儀/うしお

タイトルは、「思うようにいかないことについて」という意味。

様々な生活用品が使われている作品です。

部屋の中を進んでいくといくつかの分かれ道がありますが、正解の道があるわけではありません。

子連れで楽しめる仕掛けもいっぱい。

「何だと思う?」という問いかけが。遊びながら家族で会話する事によって、新たな可能性を発見できるかもしれません。

みんなとアイディアを共有しよう。

展示の終わりには、遊びについてのワークシートが用意されています。

息子と私も1つずつ書いて飾ってみました。

遊び心がたっぷりの6組のアーティストたちの作品は、どれも想像力を掻き立て、大人も子供も楽しめるものばかりでした。開催期間は残り少ないですが、興味のある方は是非、足を運んでみてくださいね!

芸術の秋、子供と一緒に美術館へ行こう!

(文/yuca)