最強の魚沼産コシヒカリも!音楽もインテリアも最高の温泉宿「友家ホテル」を宿泊ルポ【新潟県】

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古くから日本人に愛されてきたお米。どれだけパンブームの波が押し寄せてこようとも、お米なしの我々の食卓は成り立ちません。そんな日本人の心とも言えるお米の美味しさを改めて実感できる温泉宿があります。今回は日本を代表する米どころ、新潟県魚沼市にある「友家ホテル」をご紹介しましょう!

唯一無二の存在感漂う温泉宿

新潟県魚沼市にある、知る人ぞ知る大湯温泉。開湯1300年の歴史をもつ名湯に「友家ホテル」は佇みます。外観からわかるように決して新しいということはなく、本館は建築後65年以上、別館も築後40年以上という長き時間を経過。

やや年季が入ったと言っても過言ではない建物でありますが中はキレイに改装。さらに若き3代目オーナーの類稀なる感性によってセンス溢れる内装に。いわゆる“リノベ系ホテル”になるわけですが、そんなありきたりの言葉では表せない、表したくないほど唯一無二の存在感を放つ温泉宿なのです。

北国ならではの風除室にはデンマークが誇るパントンチェア(をモチーフとした椅子)が鎮座。インスタ情報によると風除室に本物は置けないのだとか・・・。

音楽も最高のインテリア

佐梨川を一望できる開放感たっぷりのロビー。まったりとゆるいブラックミュージックが流れ、美しいインテリアの一つに。

一般的な旅館ではまずかかることがないであろうソウルやファンクが空間と見事に融合。それでいて決して騒がしいということはなく、心地良い時間が流れています。

ロビーでは中古レコードやCDも販売。以前は音楽関係のお仕事もされていたという3代目オーナー。そこで得たインスピレーションが内装やインテリアのヒントになっているのだそう。

こんなお茶目な感性も訪れる人々の心を鷲掴みしていることでしょう。

アーティスティックな家具にも出会えます

館内の各所に寛ぎ所が設置。こちらは清らかな水の流れや風の音を楽しめる本館の湯上がり処。時代を超えて愛され続ける剣持勇のラタンチェアや天童木工のロッキングチェアが配され、タイムレスな雰囲気が漂います。

本館にある廊下。真っ白な壁や天井とオレンジ色に灯るランプが美しく調和。

友家ホテルにはエレベーターがありません。ですが全ての通路にソファがあるのでいつでもどこでも寛ぐことができちゃうんです。そしてまたいちいちお洒落。他の宿では決して出会えないスタイルが演出されています。

あらゆる娯楽が集結した湯上り処

別館にある湯上がり処。開放感ある空間に卓球台、ビリヤード台、マッサージ機、本棚が設置。一日中いても飽きることがなさそうなほど、ありとあらゆる娯楽が集結しています。こちらでもオーナー厳選の音楽が心地よいひと時を演出。around40にはたまらないファミコンもありますよ。

特筆すべきは膨大な蔵書。小説、雑誌、写真集、漫画とそのバラエティーの充実ぶりには圧巻!

和の趣とモダンテイストが溶け合う客室

客室は全部で14。全ての部屋の内装や設えは異なります。こちらは別館の「305」。風情ある和を活かしたモダンスタイル。本間12.5畳+奥の間10畳と広々快適です。

奥の間にある大型カウチソファー。横たわりながらテレビを眺めるという至福の時間を約束してくれます。

ちょっとしたコーナーもモダンデザインを追求。

アンティーク好きにはたまらないであろうアメリカ製の電話機。ボタンの配列も必見。

洗面台、お手洗いなどの水回りも新しく清潔です。

貸切もOK!清流を間近に見るお風呂

お風呂は2つの大浴場と2つの貸切風呂を用意。こちらは地下から湧き出る源泉を利用した「龍神の湯」。川のせせらぎを眺めながらの温泉は心も体もゆったり。

空いていればいつでも利用できる貸切内湯「四角い風呂」。真っ白なタイルに包まれたスタイリッシュな雰囲気。

脱衣所にはハニカムスタイルのオープンシェルフが設置。こんなアーティスティックな脱衣所、筆者は見たことありません。

貸切内湯「扇風呂」。昔ながらのタイル張りはほっこりした気分にも。

最強の魚沼産コシヒカリも!多幸感に包まれる手作り料理

夕食は客室にて提供。女性一人旅でも気兼ねなく楽しめますよ。

まずは地元産の旬の野菜を使った前菜各種やなめこの鍋、ぜんまいの煮物からスタート。素材本来の美味しさが引き立つ優しい味わいです。

蓮根を吉野葛と牛乳で練ったオリジナル創作豆腐「蓮根豆腐」。もちもちした食感がたまりません。

焼いたお餅の中には雲丹が隠されているという何とも贅沢な「雲丹餅」。

マグロ、甘エビ、イカ、サワラのお刺身盛り合わせ。山間部でも新鮮なお造りを楽しめます。

近隣の川で育った天然の鮎の塩焼き。ふっくらした身が秀逸。

豪州産牛のステーキ。県内産や国産にこだわる友家ホテルですが、美味しいを追求した結果グローバルにも視線を向けたとのこと。肉質は極めて柔らかく旨味が凝縮。焼き具合も見事で絶品でした!

そして、、魚沼ときたらやっぱり魚沼産コシヒカリ!三代目オーナーが厳選に厳選を重ねてセレクトしたという「特A一等米」の登場です。もちろんお漬物とお味噌汁を従えて。

釜で一度に沢山炊くという魚沼産コシヒカリは一粒一粒がふっくら艶々。甘味と旨味のバランスもよく、噛みしめる度に幸せな気持ちになれる最高の味わいでした。

地形、気候、水、空気、日照という条件だけでなく、生産者さんの情熱と探求心こそが美味しさの秘訣という魚沼のコシヒカリ。ちなみに友家ホテルで提供されるお米は通常の流通では手に入りませんが、宿で購入することが可能(1kgあたり1,100円/税込)。友人へのお土産はもちろん自分用にも激しくオススメです。

朝食も客室にて提供。出汁巻き玉子、地元産ハム、焼き鮭などから手作りチーズケーキまでラインナップも豊富です。

夕食でいただいたお米があまりにも美味しかったので、おにぎりを追加でオーダー(649円/税込)。お茶碗の上でも間違いなく美味しいお米ですが、おにぎりにすることでまた違った食感と味わいに。ほのかな塩味がお米の甘味を引き立て、最強の味わいでした。

友家ホテルの宿泊料は18,370円〜(税込、1名1室/季節・曜日によって変動あり)。

極上のお米とお料理。そしてセンス溢れるインテリアや音楽。比類なき空間が織りなす温泉宿で、いつもと違う休日を過ごしてみてはいかがでしょうか?

友家ホテル

住所:新潟県魚沼市大湯温泉282

電話番号:025-795-2111

HP:http://www.tomoyahotel.com

[All photos by Nao]