パナソニック、テレワーク重視の新レッツノート

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パナソニックは9月24日、主力PCブランド「レッツノート」の法人向け秋冬モデルを発表した。テレワークでの活用を見据えた「QV8」シリーズを追加したほか、大画面モデルの「LV8」シリーズとコンパクトモデルの「SV8」シリーズをアップデート。SV8シリーズにはアジアモデルをラインアップした。SV8シリーズとLV8シリーズは10月中旬から、QV8シリーズは11月上旬から順次発売する。

コネクティッドソリューションズ モバイルソリューションズ事業部長 坂元寛明副社長。(手に持つのは新たに開発したQV8シリーズ)

コネクティッドソリューションズの坂元寛明副社長が「より軽く、より薄く、よりコンパクトに、をコンセプトに開発した」と自信を見せる今年の秋冬モデル。特に新たに開発したQV8シリーズでは、クアッドコアCPU搭載の2in1モデルで世界最小、1kg以下の軽量、交換可能バッテリーで10時間以上の駆動時間を実現した。これらのスペックは今後拡大が見込まれるテレワークが背景にある。持ち運びやすく、場所を取られないため特にモバイルワークでの使いやすさを追求した形だ。

一方、今後のPC市場では2020年1月にWindows 7のEOSが控える。特需の反動による市場の縮小が予想される中で、PCメーカー各社には反動減をカバーする新たな戦略が求められている。

そこで同社ではハードウェアと別に業務内容可視化、従業員のストレスチェック、リモートワイプといったアプリケーションを提供している。坂元副社長は「これまで日本は欧米と比べてWindows 7機の買い替えが進んでいなかった。これは欧米よりも反動が大きくなるかもしれないということ。20年、21年は厳しくなるだろう。われわれとしては厳しい中でもパイをとりつつ、ハードだけでなくサービスを強化していく」と、サービスを組み合わせていく方針を語る。まずは目先の19年度で、レッツノートとタフブックを合わせて100万台の販売を目指す。(銭 君毅)