4連敗で敗退のカージナルス オフの補強プランは?

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ナショナルズとのリーグ優勝決定シリーズで4連敗を喫し、今季の戦いを終えたカージナルス。正三塁手のマット・カーペンターが想定外の大不振に陥って定位置を失い、4番打者のマーセル・オズーナがフリーエージェントを迎えるなか、どのような補強を展開するのだろうか。

昨オフ、カージナルスがトレードでポール・ゴールドシュミットを獲得し、カーペンターとの契約を延長した時点では、カージナルスの内野の両コーナーは今後数年間安泰かと思われた。しかし、カーペンターが急激にパフォーマンスを低下させて新人のトミー・エドマンに出場機会を奪われる状況となり、ESPNのデーブ・シェーンフィールドは補強ポイントに三塁を挙げている。

今オフのフリーエージェント市場には複数の有力三塁手がおり、主砲のオズーナがフリーエージェントとなるカージナルスは「三塁」と「4番」の穴を同時に埋めることも可能である。超大型契約が必要なトップ選手に手を出さないカージナルスの傾向を考えると、目玉の1人であるアンソニー・レンドン(ナショナルズ)は候補から外れ、ジョシュ・ドナルドソン(ブレーブス)が現実的な獲得候補となるだろう。ただし、ドナルドソンを獲得すれば、残り2年3700万ドルの契約を抱えるカーペンターをベンチに置くことになるため、カージナルスは難しい判断を強いられることになる。

また、オズーナはカージナルス残留を希望していることが報じられており、「カージナルスが僕を残留させようとしてくれるなら素晴らしいことだし、僕はそれを受け入れるよ。セントルイスで2年間プレイしたけど、素晴らしい経験だったし、ファンも最高だった。あとはカージナルスの判断次第だね」と語っている。エドマン、ホゼ・マルティネス、タイラー・オニール、有望株のディラン・カールソンなど、オズーナの後釜候補は球団内部に多数おり、ポストシーズンで主に守備面で精彩を欠いたオズーナについて、カージナルスの判断が注目される。

さらに、アダム・ウェインライトとマイケル・ワカがフリーエージェントとなるため、先発投手陣の補強も必須である。フランチャイズ・プレイヤーであるウェインライトと再契約を結んだとしても、カルロス・マルティネスを引き続きリリーバーとして起用するのであれば、最低1人は先発投手を補強しておきたいところ。こちらでも最大の目玉であるゲリット・コールは候補から外れ、マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)、ザック・ウィーラー(メッツ)、柳賢振(リュ・ヒョンジン:ドジャース)といった投手たちが現実的な獲得候補となりそうだ。