姫路城を違った角度から楽しもう 和船が新しい歴史的空間を創出

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和船から見た姫路城(写真:ラジオ関西)

 昨年、世界文化遺産に登録されてから25周年を迎えた姫路城(姫路市本町)。その姫路城の周りには、堀が巡らせてあるが、その堀に和船を浮かべて巡る取り組みが行われている。その昔、城主が舟遊びをした優雅な雰囲気を感じることができる、特別な経験だ。

 船を運航するのは、「播磨藩和船文化協議会」。文化庁の補助を受け、失われつつある木造和船を造る技術を保存し、その後継者を育てることを目的にプロジェクトを進める。

 16人乗りの和船(観光学習船)は2隻あり、「はりま」、「しらさぎ」と名付けられている。

和船のすぐそばには、姫路城の石垣が(写真:ラジオ関西)

 大手門へ続く、桜門橋の西を出発した船は、北西へ、好古園を左手に見ながら進む。運が良ければ「シラサギ(姫路市の市鳥)」を見ることができる姫山樹林帯の手前で転回し、姫路城の南から東へ、Uの字に巡るコースだ。途中、桜門橋の下をくぐることができ、ここは船頭の腕の見せどころ。なかなか見られない光景を写真に収める、撮影ポイントにもなっているという。この船に乗らなければ絶対に見ることができない角度から、大天守を望むことのできる絶景ポイントも用意されていて、全編を通して、船頭によるガイド付き。

 およそ30分間の船旅、10月中は毎日楽しめる。そのあとは、12月8日まで、毎週土・日・祝日の運航となる。電話による予約はできず、朝9時から現地でのみ予約を受け付ける。乗船料は、大人1,000円、3歳から小学生は500円。

 春は桜の名所。季節毎に様々な表情を見せてくれる姫路城を、船の上から楽しんでみては? 詳しくは、姫路藩和船文化協議会ホームページhttps://wasenkenzou-iinkai.com/を参照。

(写真提供:姫路藩和船文化協議会 ※ホームページより)