ピアニスト、ヴィキングル・オラフソンが英グラモフォン賞「アーティスト・オブ・ジ・イヤー」を受賞

<ロンドン、2019年10月16日>
ピアニストのヴィキングル・オラフソンが、クラシック音楽界のアカデミー賞として言われる『グラモフォン賞 2019』の「アーティスト・オブ・ジ・イヤー」を受賞した。表彰式は、ロンドン中心部のデ・ベラ・グランド・コンノート・ルームで行われた。

英国の権威あるクラシック音楽雑誌『グラモフォン』が毎年主催している音楽賞『グラモフォン賞』の「アーティスト・オブ・ジ・イヤー」は、世界中の音楽ファンの一般投票により選出され、毎年大きな注目を集めており、歴代の受賞者にはピエール・ブーレーズ、マルタ・アルゲリッチ、リッカルド・シャイー、グスターボ・ドゥダメル、パーヴォ・ヤルヴィなど錚々たるアーティストが名を連ねる。

今回のグラモフォン賞の栄誉は、オラフソン自身と彼のドイツ・グラモフォンでのアルバム『バッハ・カレイドスコープ』(原題:Johann Sebastian Bach)の顕著な成功に追加されることとなった。彼はすでにこのアルバムでアイスランド音楽賞の最優秀演奏賞と年間最優秀アルバム賞(2019年3月)、BBCミュージック・マガジンの最優秀器楽アルバム賞と年間最優秀アルバム賞(2019年4月)、ベルリンのオーパス・クラシック賞では最優秀ソロ・リサイタル賞(2019年10月)を受賞している。

数々の受賞による成功を祝してドイツ・グラモフォンから2枚組のアルバム『バッハ・ワークス&リワークス』がこの度発売された(国内盤は12月4日発売)。

このアルバムは2018年発売の『バッハ・カレイドスコープ』(CD1)に、バッハを現代的に蘇らせた数々のアーティストとの魅惑のコラボレーションを収録したリワークス(CD2、デジタルではBach Reworks(Pt. 1)、(Pt.2)として発売中)を追加したデラックス・バージョンで、最先端の作曲家たちによるバッハの現代的再創造となっている。リワークスには日本を代表する世界の坂本龍一、ドイツの実験音楽・環境音楽・電子音楽のパイオニアでレジェンドのハンス・ヨアヒム・レデリウス、映画『ジョーカー』のスコアを担当したヒドゥル・グドナドッティル、エレクトロ・ノイズの鬼才ベン・フロスト、などが参加している。

12月4日より、東京、名古屋、大阪、札幌の公演で来日を果たす。

▽商品情報

アーティスト:ヴィキングル・オラフソン
タイトル:バッハ・ワークス&リワークス
発売日:12月4日発売 
価格:¥3,500(税抜価格)+税
品番:UCCG-1865/6 
仕様:SHM-CD2枚組
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▽来日公演情報
<ラモー×ドビュッシー×展覧会の絵>
【東 京】 12月4日(水)紀尾井ホール
【名古屋】 12月6日(金) 電気文化会館 ザ・コンサートホール
【大 阪】 12月7日(土) あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール
【札 幌】 12月13日(金) 札幌コンサートホールKitara 小ホール
https://avex.jp/classics/vikingur2019/

<トリフォニーホール《ゴルトベルク変奏曲》plus>
ヴィキングル・オラフソン&新日本フィルハーモニー交響楽団
12月11日(水)すみだトリフォニーホール
http://www.triphony.com/concert/detail/2019-01-003152.html

オルガン・ソナタ ホ短調BWV528 第2楽章:Adagio(編曲:ストラダル)

▽リンク
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