ロレンソ、ホンダの母国GPで「試すアイデアがある」/MotoGP第16戦日本GP事前コメント

 10月18~20日に栃木県のツインリンクもてぎで行われるMotoGP第16戦日本GPを前に、ホンダ、ヤマハ、スズキ、ドゥカティのファクトリーライダーが意気込みを語った。

■チーム・スズキ・エクスター

●アレックス・リンス
「もてぎにはいい思い出があり、ファンからのたくさんのサポートを受けることができるから、いつも特別な場所だ。それに、スズキで働くスタッフたちや首脳陣たちとのミーティングがある。いい週末にして、みんなを笑顔にしたい」

●ジョアン・ミル
「日本でもう一歩前進したい。スズキのホームサーキットで走ることは本当にグッド。今週末のスタートにワクワクする。過去のレースでは少し不運だったが、もてぎは本当に好きなコース。いい結果でフィニッシュしたい」

■ミッション・ウィノウ・ドゥカティ

●アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「チャンピオン争いが決着した後、僕たちの目標は総合2位だ。これに向けて残り4戦を戦おう。もてぎは特別なサーキットのひとつ。ここ数年は戦闘力があった。昨年は表彰台を逃したが、今年も速く走ることができると思う」

「タイはもう過去のレース。全てのサーキットで全てのコンディションで改善するために懸命に仕事を続けなければいけない。残り4戦で全力をつくしたい」

●ダニロ・ペトルッチ
「数日間休息を取った後、日本に向かうのが楽しみ。タイの週末でいくつかいい収穫があり、これをベースに仕事を始めよう。僕たちにとってもてぎは、チャンよりも少しいいだろう。このことを活かさなければならない」

「ランキング3位争いは非常に接戦となっている。この目標を達成するために、残り4戦でいいレースをしなければならない。金曜のフリー走行から、僕たちのポテンシャルが見えてくるだろう」

2019MotoGP第16戦日本GP、木曜会見の様子

■モンスターエナジー・ヤマハMotoGP

●バレンティーノ・ロッシ
「3連戦の間に、マシンに関するいくつかの問題の解決にトライしたい。タイGPの結果には満足していない。もてぎでは別のソリューションを試してみる。もてぎは好きなコースなので、いいレースができるようにトライしたい」

●マーベリック・ビニャーレス
「もてぎは大好きなコース。もてぎでは常にプッシュしてきたし、いつも速かったので、いい週末になることを期待している。昨年は難しいレースで、当時はバイクのフィーリングがよくなかった」

「現時点ではバイクのフィーリングもよく、プッシュすることができる。とにかく今週末はプッシュするつもりだ」

■レプソル・ホンダ・チーム

●マルク・マルケス
「世界選手権のタイトルをホンダのホームに持ち帰ることはすばらしい気分だ。過去数年はもてぎでタイトルを決めることができたが、今年は2019年シーズンの舞台裏を支えてくれたホンダとHRCの全ての人たちに直接お礼ができる」

「コンストラクターとチームのタイトルがまだ残っているので、プッシュしなければならない。もてぎはホンダのホームレースであり、日本のファンはとても特別だから、レースを楽しみにしている」

●ホルヘ・ロレンソ
「難しかった2レースの週末の後、日本に向かう。僕とチームには、もてぎでバイクに試すアイデアがある。それが本来の状態に戻る手助けになることを願っている」

「もてぎのコースにはいい思い出があるし、ホンダのライダーとなって初めて日本のファンの前でレースに臨むのは特別なことだ」

© 株式会社三栄