セブン8店、11月から24時間営業取りやめへ

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意見交換会で発言する永松社長(左端)

 コンビニ大手のセブン―イレブン・ジャパン(東京)の永松文彦社長は17日、実験的に時短営業をしていたフランチャイズ(FC)の8店について、11月から正式に24時間営業をやめる見通しであることを明らかにした。人手不足を背景に、原則としてきた24時間営業の見直しが具体化することになる。

 広島市中区でFC店オーナーとの意見交換会後、報道陣に説明した。永松社長は、4月に実験への参加をFC店に拡大したのを念頭に「半年間のテストを終え、11月から8店が非24時間に変わる」と言及。営業時間を見直す店が増えた場合に備え「(移行の)ガイドラインを作ろうとしており、1カ月以内に公開する」と述べた。8店の所在地は明らかにしていない。

 人手不足などからコンビニの厳しい経営環境が問題となる中、同社は3月、全国の直営10店で実験を始めた。24時間営業をやめると客数や売り上げがどう変わるかを、営業時間のパターンや立地に応じて検証している。FCの参加は9月末時点で約230店に上る。

 意見交換会は、同社の全国20地区で初めて開催。広島、山口、島根、鳥取の4県からオーナー15人が出席した。冒頭を除き非公開で、永松社長たちが各店の実情や本部への要望を聞き取った。

 オーナー側は「明日にも人がいない。研修を短期間で終えられるようマニュアルの策定が必要だ」などと従業員の教育、定着に向けた支援の強化を求めた。時短実験の成果や、セブン&アイ・ホールディングスが発表した加盟店が本部に支払うロイヤルティーの減額についても話し合ったという。