生産性向上への工夫と実践紹介 射水でQCサークル大会

 小集団(サークル)単位で品質向上や職場環境の改善に取り組むQCサークル北陸支部富山地区(地区長・谷川正人コーセル社長)のQCサークル大会は17日、射水市のアイザック小杉文化ホールで開き、県内13社のサークルが事例を発表した。

 それぞれの取り組み事例を共有し、各サークルの活動をさらに活発にすることを目指し毎年開いている。

 氷見村田製作所のサークルは「治具詰め機」の段取り効率化に関する取り組みを説明。作業に必要な道具の配置を見直した結果、段取り時間をこれまでより約3割短縮し、残業ゼロを実現できたことを紹介した。

 このほか、各サークルは加工時間の短縮や不良品撲滅など生産性向上に役立つ工夫や実践例を説明した。

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