聴覚障害児童の指導考える 高岡で全日本聾教育研究大会

開会式であいさつする鄭会長(中央)と参加者ら

 第53回全日本聾(ろう)教育研究大会高岡大会が17日、高岡市のウイング・ウイング高岡などで始まった。聴覚障害のある児童生徒の教育に携わる全国の教職員や学生ら約400人がより良い教育や指導について考えた。18日まで。

 大会は毎年、全国持ち回りで開催されている。17日は高岡、富山の両聴覚総合支援学校で公開授業があり、ホテルニューオータニ高岡などで授業を踏まえて意見交換した。

 ウイング・ウイング高岡で開会式があり、全日本聾教育研究会の鄭仁豪会長らがあいさつした。上越教育大の我妻敏博名誉教授が「語彙・文法の指導を考える」と題して講演した。18日は教職員らが実践や研究に基づいて発表し、意見交換する。

 全国聾学校長会研究協議会高岡大会も17日始まった。18日まで。

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