東西南北

©Nikkey Shimbun

 ボウソナロ一家とPSLとの泥沼の対立がマスコミの話題をさらっている間に、最高裁では17日から、注目の「2審有罪で刑執行か否か」の審理がはじまった。この審理を巡っても早くも緊張感が高まっており、ボウソナロ大統領が大統領官邸に刑執行反対派の判事を招いた他、元陸軍司令官のヴィラス・ボアス氏が、昨年のルーラ元大統領への人身保護令適用か否かの審理前日に行ったのと同様、判事に刑執行の判断を強要するかのような威嚇的ツイートを行うなど、物議をかもす行動が見られている。この件の是非は現在、国を2分しているが、こうした判事の判断の自由を奪うような行為だけはあってほしくない。
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 サンパウロ市地下鉄4号線を運営するヴィア・クアトロ社が16日、発表したばかりの同線警備員の新ユニフォームの採用を見送ると発表した。新しいユニフォームは、全身を黒ずくめの大型の防弾着で覆ったもので、「軍警の特別部隊のよう」と利用客から不評だった。このユニフォームは頭部もニットの覆面で覆われており、顔の半分に開いた穴から目と鼻だけが見えるもので、犯罪集団「ブラック・ブロックス」も彷彿させていた。
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 16日のサッカーの全国選手権。8月以降負けしらずの首位フラメンゴはこの日も勝ち、これで負けなし記録を連続13試合に更新。その一方、追うサンパウロ市勢は、サンパウロが敗れ、コリンチャンスは引き分け。唯一、2位のパルメイラスが勝利して面目を躍如したが、同チームでさえ、フラメンゴとの差は8点差。なんとか独走を止めたいところだが。