DeNA3位の明大伊勢、広島1位の同僚森下にメラメラ 「上から見下してやる気持ちで」

明大の森下暢仁(左)は広島が1位指名、伊勢大夢はDeNAが3位指名となった【写真:篠崎有理枝】

九州学院の2年後輩、燕村上との対決熱望「負けない気持ちで」

 2019年の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が17日、東京都内のホテルで行われ、明大の伊勢大夢投手がDeNAから3位指名を受けた。サイド気味のスリークオーターから最速151キロを繰り出す右腕は早速、広島に1位指名された同僚の森下へのライバル心を表した。

 大学での実績は圧倒的に森下が上。地道に実力を蓄えてDeNAに3位指名された伊勢は「大学では正直惨敗。負けていた。プロに入って追い越せるように、上から見下してやるという気持ちでやりたいです」と力を込めた。

 九州学院出身。2学年下にはヤクルト村上宗隆がいた。対戦したい選手を問われた伊勢は「後輩ですが、村上宗隆選手です」と即答。「自分より先にプロの世界に入り、今年飛躍した。雲の上、遠すぎる存在になってしまった。対戦した時には負けないんだという気持ちをもって対戦したいです」と言い切った。

 強気の好漢がプロの世界でどんな成長を遂げるか。注目だ。(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)

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