札幌市、罹災証明申請締め切らず 胆振東部地震 想定より多く

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 札幌市は、胆振東部地震による家屋の被害を証明するための罹災(りさい)証明の申請受け付けを、8月末の締め切り後も続けている。9月中の申請数が2500件を超えるなど、申請が続きそうな状況で、市は新たな締め切りは設けない方針だ。

 市によると、9月中の新たな申請は2588件。このうち、9月末までに調査が済んだのは1679件。内訳は半壊4件、一部損壊1648件。締め切りを過ぎた理由で最も多かったのは「制度を知らなかった」が1738件と約7割を占め、「申請する時間が無かった」383件、「忘れていた」73件と続く。

 市固定資産税課は「想定よりも多かった。締め切りで区切ることはせず、申請があった分は受け付ける」と話す。各市税事務所が罹災証明の発行に向けて現地調査を行っているという。

 市によると、8月末までの申請件数は1万9971件。締め切り間近の6~8月に1万3237件が集中した。(樋口雄大)