大人のバイオリンレッスンとは?『G線上のあなたとわたし』ドラマ第1話あらすじ※ネタバレあり

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「潔く柔く」で人気のいくえみ綾原作コミックを実写ドラマ化。いくえみ綾原作、波瑠主演ドラマでは、2017年放送の『あなたのことはそれほど』が話題となり、罪悪感のない不倫妻の美都を演じました。新ドラマでは、破局したアラサー女性が大人のバイオリンレッスンをはじめます。第一話のあらすじを丸ごと紹介します!

ドラマの初回視聴率は7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。初回は15分拡大放送でしたが、話題のドラマ「まだ結婚できない男」の放送が延長して、放送時間がバッティングし、視聴率が分かれてしまったのかもしれません。

第一話「私には何もない」

多くの人たちが行き交うショッピングモールで、
「大人のバイオリン教室」のPRイベントで演奏されているバッハの「G線上のアリア」のヴァイオリンの音色に熱心に耳をかたむける人物が3人いました。
花束を持った女性・小暮映子(演:波瑠)、主婦の北河幸恵(演:松下由樹)、大学生の加藤理人(演:中川大志)。
映子は曲を聴きながら、レストランで恋人にアッパーカットを入れた事を思い出していました。
幸恵は家族に声をかけられ、帰りを急かられますが、名残惜しい様子で「大人のバイオリン教室」のチラシを手に取り持ち帰りました。
理人もチラシを手に取り、ヴァイオリンを弾く女性を切なそうに見つめつつも、その場を去っていきました。

バイオリンの演奏が終わると、映子は持っていた花束を奏者に手渡して、「演奏・・・感動しました」と告げます。
大人のバイオリン教室、この世にそんな無駄なものはあるだろうか?それでも、溺れる者は藁をもつかむと思う映子。

月曜の夜、映子と幸恵は大人のバイオリン教室の体験レッスンに来ていました。
ヴァイオリン講師は、ショッピングモールで演奏していた久住眞於(演:桜井ユキ)でした。
そしてもう一人、理人もレッスンに参加します。
映子、幸恵、理人は、年齢も立場もまったく違う3人。そんな彼らが、毎週月曜に大人のバイオリン教室を受ける事になりました。

大人になった今、なぜバイオリンを習おうと思ったのか?映子にはある事情があったのです。

まず、主婦の幸恵は小学5年生の娘がピアノを習っていて、娘と併奏できたらいいなと思っていました。
理人は、兄がたまたま久住先生と知り合いでレッスンを受けているとのことでした。
映子は、「酔狂です」と答えるだけ。

映子の実家では、従姉の晴花(真魚)が新婚旅行から帰国してお土産を届けに来ていました。
晴花は、旅行が楽しかったので仕事に戻りたくないと愚痴を言います。
しかし、映子の父親は、戻れる職場があるのはいい、映子がなんで会社まで辞めたんだとボヤきます。
映子は寿退社をしたものの、恋人と婚約破棄になったのでした。

バイオリンのレッスン日、幸恵は娘が熱を出して欠席でした。
理人は、久住先生をジッと見つめていて好意がある様子です。
久住先生の方は、理人と映子を見て「お似合いですね」と言います。
映子は、19歳の理人に8歳も違う!と笑い飛ばしました。久住先生と映子は同い年でした。

レッスンが終わり、なぜか機嫌が悪そうな理人に、「何かありました?」と映子が聞いてみます。
逆に理人も「今日、音荒れてましたね。何かありました?」と聞き返します。
映子は元同僚と街でばったり会った事に動揺して、演奏に響いていたみたいでした。

次のレッスンでは、理人が時間になってもやってこないので、映子が前のレッスンで変な事をいって怒らせたかもと、心配します。
映子は、前回理人に「オナラみたいな音を出していましたよ」と嫌味で返していたのでした。

映子と幸恵は、音が気になって練習し辛いといいます。自主練していいないので、なかなか上達しない2人。
そんな2人に対して、理人はカラオケで練習すればいいアドバイスします。
早速練習しようとする理人でしたが、映子と幸恵はお腹がすいたと食事をとって、食後には少しカラオケがしたいと、カラオケをして盛り上がってしまいました。
一向に練習をはじめない女性2人にペースに飽きれながら、理人は時間延長し、やっと練習をはじめます。

練習がひと段落すると、幸恵は久住先生が理人を下の名前で呼びかけた事が気になって、理人と久住先生の間に何かあるのではないかと勘繰ります。
そこで理人は、久住先生は実は兄の婚約者だったと言います。

実は、久住先生は兄・郁人(演:鈴木伸之)の婚約者だった人だと言います。
しかし郁人は、2股をかけていた女性が妊娠して、久住先生と別れ、3カ月前に妊娠した女性と結婚しました。
それを聞いた映子は、ひどい人ですね!などと言って、郁人の事を罵倒します。
理人は、「あんたにそこまで言われる筋合いはない」と言い返します。

すると、泣き出してしまう映子。
映子は、レストランで婚約者から他に好きな子がいると言われて婚約破棄され、それで彼を殴ってしまった事を話しました。
その後、破談になった事は言わずに、表向きは寿退職となってしまいました。
映子は退職の日に、ショッピングモールで久住先生のバイオリンの演奏を聴き、今まで思った事ないのに、なぜかバイオリンを弾けるようになりたいとレッスンを始めたのでした。

そんな映子の事情を共有した3人は、微かな友情が芽生えたようにみえました。

ある日、映子は音楽発表会チラシを見て、幸恵に何か目標があった方がいいかもと相談します。
幸恵は、理人が花柄の服を来てきたら、発表会に出てもいいと冗談を言います。
そんな些細な事が切っ掛けで、映子と幸恵は発表会の出場を保留にしました。

一方、理人も家で音楽発表会のチラシを見ていて、気になっている様子でした。
兄・郁人は、母親から理人がギターを担いで出掛けてる事を聞き、バンドを始めたのだと勘違いしていました。
理人は両親と兄夫婦と同居していました。
両親は、兄が久住先生と別れて結婚したした嫁の芙美(演:滝沢カレン)と和気あいあいで、妊娠中の芙美を気遣うほどでした。
和気あいあいの家庭団らんの中に入れない理人は蚊帳の外です。

月曜のレッスン日、
理人は、「星絵夢」と書いて“ポエム”くんって、どう思いますか?「園風」で“ゾフィー”くん、どう思いますか?といきなり話を切り出します。
もしかして、芙美は、子供にキラキラネームを付けるつもりなのでしょうか。

映子と幸恵は上達の早い理人にヴィブラートを教えてもらう事にしました。
お手本を見せて説明する理人に対し、映子は弾き方は分かってるけど出来ないと言って、理人に手取りレクチャー。
映子は思わず理人と至近距離になってしまいテレ隠しから、「どうするんですか、このまま恋に落ちちゃったら!」と、幸恵とはしゃいで練習になりません。
映子と幸恵に振り回されっぱなしの理人でした。

そこへ、久住先生が体調が悪くて欠席するとの知らせがありました。
理人は、久住先生の家を訪ねていきます。

その頃、映子と幸恵はカラオケボックスへ。
幸恵は、レッスンがある月曜の夜だけは帰りが遅くなってもいいと夫から許可をもらっているとの事でした。
夕食も事前に用意して出てきているので、すぐに帰宅せず息抜きをしたいようです。
主婦なんてつまんないし、姑と同居しているので、家にいても気を遣うという愚痴をこぼします。
だから、週に1回のレッスンがすごく楽しいとのこと。

久住先生の家に理人が来ると、彼女はインフルエンザかもしれないと言って追い返そうとします。
理人は、映子と幸恵に久住との関係を話してしまったので、何か言われたらごめんなさい謝ります。
しかし、久住先生は、私とあなたは音楽教室の講師と生徒、それだけだからと言い放ちます。
理人は、買ってきた風邪薬の袋をドアノブに置いて、帰っていきました。
なんとも切ない2人の関係です。

そんな切ない理人の気持ちを知らない映子と幸恵は、理人の話しで盛り上がります。
映子は、久住先生が目当てならグループレッスンじゃなく個人レッスンにすればいいのにと言うと、理人がドアの前で、立ち聞いていました。

理人は、次回から個人レッスンに変えてほしいと久住先生に頼みますが、彼女の個人レッスン枠は埋まっていて、他の先生でも良ければと言われます。
理人は他の先生でもいいから個人レッスンに変えると言い出します。
映子と幸恵のウワサ話にうんざりした様子でした。

映子は、せっかく3人でやって来たからと言って、理人を引き留めようとします。
しかし理人は、2人でも充分楽しんでるでしょうと言い返します。
そんな理人に、映子は、久住先生のレッスンじゃなかったらここに来る意味あるんですか?と、ストレートな物言いをしてしまいます。
理人は、「俺はここにヴァイオリンを習いに来ているはずだ!」と言って去っていきました。
映子は、理人に悪い事ってしまったと反省し、もうレッスンに来ないかもしれないと落ち込みます。

映子は理人に一緒にレッスンをしようと説得するために直接家を訪ねます。

映子は、理人と久住先生の間柄をからかった事と、最後に言った言葉も謝り、また3人でレッスンをうけませんかと言います。
「3人がたまたま知り合うのはご縁だし、奇跡です」と。
映子は、久住先生の話を聞いた時、これは運命だと思ったと、理人の話を聞いて、久住先生と私と同じだと思ったら、やっと泣く事が出てきたと言います。

しかし理人の方が、映子と久住先生が全然違うと言います。
理人から見ると、映子は婚約者の事を本気で好きだったとは思えない、本当に好きだったら、人の恋愛を茶化したりできないし、好きな人に簡単に好きだともいえない。本当に好きなら、別れてくれって言われても引き下がれずに、泣いて暴れてすがるのんじゃないのか、と。
映子は、久住先生と自分では次元が違ったと言って、落ち込んで帰っていきました。

理人はそんな映子を見送っていると、郁人がやって来て、バンド仲間と勘違いしていた映子がギターじゃなくバイオリンを背負っている事から、理人が久住先生と会ってる事に気づきます。
郁人はとにかくチャラい感じの兄。からかうように笑った郁人に理人は殴りかかってしまいます。

とある住宅街では幸恵の姑が、近所の人たちに、嫁がバイオリンのレッスンじゃなくて夜遊びしているんじゃないかとウワサ話をしていました。もしかして浮気しているかもとも。
そんな姑に、幸恵は、浮気しているのは夫で、浮気を許す代わりにバイオリンのレッスンに行く事を許してもらったといいます。

幸恵は、ズバズバ物を言う映子や理人の間に入って、相手の事を察して場を和ませるのが得意。人間関係の良いバランスをとっている存在です。

映子の口座には、元婚約者から慰謝料として46万円入金されていました。それをみて何故か腹が立たなかったのです。46万円という中途半端な額が、私の彼への気持ちそのものの気がしていました。

幸恵と理人は、慌てた様子でショッピングモールに集まります。
原因は、音楽教室から、モールのイベントスペースに来るようにという緊急メールでした。
理人は、郁人を殴って手に包帯を巻いていました。

映子は、2人に発表会のチラシを見せて、私と一緒に発表会に出てほしいと頭を下げます。
すっとモヤモヤしていた気持ちが、理人に色々言われたおかげで、やっとわかったと。婚約者の事を本気で好きじゃなかったのかもしれない、仕事もあっさり辞めて、さほど情熱もなかったのかもしれない。映子は、27歳まで何が目的で生きてきたんだろうと考えていたのです。
そして今、この発表会という目標がないと明日からどう息をすればいいか分からない、ヴァイオリンを弾いてみたいという感情以外に、前に進めるものが何もないと吐露します。

しかしそれを聞いた理人は、共感するとことが一つもなかったようで、アラサーの自分探しに他人を巻き込まないでください、と言い放ちます。

映子はそう言われて思わず理人に、19歳にもなって初恋拗らせてる、ストーカーと言い返します。
また、2人は言い争ってしまう羽目になりました。

そんな2人に対して、幸恵は発表会出ます、一緒に頑張りましょう!と言います。
映子は、カラオケもしない、お酒ものまない、ドカ食いもしないと理人に頼み込みます。
理人は、「練習するとなったら厳しいですよ!」と、発表会に出場することを承諾しました。

そして久住先生にも、発表会に出場をすることを報告。曲は、3人の意見で「G線上のアリア」を演奏する事になりました。

映子は、大人のヴァイオリン教室は、皆大人なのでこれから何者になるわけでもない。けど、溺れそうな私たちが、息をするために闇雲につかんだものがバイオリンだったから仕方ない、それに向かって進むしかないと、思うのでした。

次回、発表会に初出場する映子たち。映子の自分探し、理人の恋の行方にも注目です。