これぞプロの見識!覚えておきたいアイデアがいっぱい
「警視庁警備部災害対策課」災害時に頼りになるタフな部署ですが、普段から緊急時に役に立つプロ目線からのアイデアをツイッターで発信しているのをご存知でしたか?
災害時のみならず、普段のキャンプでも使える便利な知恵が満載なので、これはぜひフォローしてほしい!
すぐに為になる・実践できるものばかり
このように、ツイッターでは日々実践系のノウハウが投稿されています。今回はリリースされたアイデアの中から、キャンプでも役に立つ豆知識を3つほど、挙げていきます!
まずは、使えるとかなり便利な簡単ロープワークから。
アイデア① ロープの中間に輪を作る
タープの下をライトで明るくしたい時などに!
左右対称に、輪を2つ作ります。
2つの輪を重ねます。
上のロープを、2つの輪を重ねてできた中心の隙間に通します。
これで輪ができる!
結び目を締めて完成! これなら下げたモノが横ズレしないし、輪をいくつか作れば複数のライトを吊るせます。みんなのシェラカップや衣類ハンガーを掛けるのにも使えそう。
筆者がやってみたところ、手早く結べるのもさることながら、スルッと簡単に解くことができました。これは使える! 何度も繰り返して、手に覚えさせておくといいですね。
次は、指先のちょっとした怪我に有効な、絆創膏の貼り方です。
アイデア② 剥がれにくい絆創膏の貼り方
指先の怪我に、切れ目を入れてクロス貼り
調理中や薪を扱っているときなど、キャンプ中は指先に怪我をすることがあります。その際、作業を続けても剥がれにくい絆創膏の貼り方がコレ。
まずテープ部分の真ん中に、赤線のように2本の切り込みを入れます。
パタパタと互い違いに貼る
傷口を綺麗にし、上段のテープをクロスさせて貼ります。その上から下段のテープを重ねて押さえます。
これでいつもよりしっかり貼れる!
テープがクロスされていることにより、剥がれにくくなります。キャンプでは様々な手作業がグーンと増えますよ。このやり方で貼ってみましたが、水仕事1回程度ではびくともしませんでした。普段の生活でも使える小ワザですから、覚えておいて損はなし!
※傷口の様子をよく見ながら、適宜貼り替えてください
アイデア③ サラダオイルで簡易ランタン
ラストは、災害時に使えるサラダオイルが燃料のランタンの作り方です。
揺れる炎が雰囲気バツグン
停電の時など、緊急時にランタンの代用として使えるオイルランタン。材料は家の中で揃うものばかりなので、作り方さえ覚えておけば本当の緊急時に灯りを確保することができますよ。
材料は、耐熱のコップ、サラダオイル、キッチンペーパー、アルミホイル。
キッチンペーパーを細く切り、よじって芯にします。アルミホイルを細く折りたたんで芯を差し込み、コップの縁に渡しかけて、芯を支えます。
耐熱コップにサラダオイルまたはオリーブオイルを入れて芯に染みこませ、点火します。オイル5gで約3時間ほど持つとのこと。
※使用にあたってはくれぐれも目を離さず、不要の時は確実に消火してください。テント内やタープ下では絶対に使用しないでください。
▼公益財団法人 市民防災研究所
「安全・かんたん手作りランプの作り方」:詳しくはこちら
▼警視庁警備部災害対策課Twitter:詳しくはこちら
「いざ」に備えてフォロー&キャンプで実践しておこう!
ライフラインが途絶えた夜、小さくともる灯りは心の安らぎになりますね。「知っている・やったことがある」だけで、落ち着いて過ごせることでしょう。
警視庁警備部災害対策課ツイッターにはそんな知恵がたくさん載っています。予行演習のつもりで豆知識のあれこれをキャンプで試してみませんか?
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