第1回中国国際鉄道輸送・設備製造産業博覧会が長沙で開催へ

第1回中国国際鉄道輸送・設備製造産業博覧会が長沙で開催へ

AsiaNet 81099 (2015)

【長沙(中国)2019年10月17日新華社=共同通信JBN】
*世界的鉄道輸送産業の興隆を垣間見る

2019 China International Rail Transit & Equipment Manufacturing Industry Exposition(InteRail Expo)(2019年中国国際鉄道輸送・設備製造産業博覧会)が中国中部の湖南省の長沙国際会議展覧センターで2019年10月18日から20日まで開催される。「スマート鉄道が未来と結ぶ」をテーマにしたこの博覧会は国際鉄道輸送と設備製造部門が提供する新たな技術と革新を紹介する予定だ。China International Rail Transit & Equipment Manufacturing Industry Expositionの組織委員会によると、世界の大手8社の鉄道車両・設備製造業者であるCRRC(中国中車)、ボンバルディア、シーメンスとWabtecの参加を確認した。

約400の展示者と2500人以上のビジネスマンが推定2万人以上の観客とともに5万4000平方メートルの展示ホールに集まる見通しだ。展示品は特にスマートシティーの公共運輸設備を改善し、精密加工とオートメーションを増進する鉄道輸送車とその廉価品、工学的設計と試験サービス、そして鉄道、トンネルや橋の建設設備だ。イベントの関連としてサミットやマッチメーキング・セッションが専門家のために開かれ、これまでで初となる鉄道輸送・設備製造産業の高度人材需要ディレクトリーが刊行される。

展示会の期間中、ビジネスの参加者はリニアモーターカーと自律鉄道高速輸送を使って湖南の都市、株洲市と湖南省に拠点を置く重要な企業の訪問に組織者から招待される。イベントには、ドイツ、フランス、米国、英国、ルーマニア、スイス、日本、韓国、インド、パキスタン、ラオス、ミャンマー、マレーシア、インドネシア、ベトナム、シンガポール、ナイジェリアやガーナを含む約20カ国から政府当局者やビジネス団体、企業の代表者らが参加する見通しだ。

その前身のChina (Hunan) International Rail Transit Industry Expo(中国(湖南)国際鉄道輸送産業博覧会)が開設された2016年以降、InteRail Expoが世界市場を目標とする鉄道輸送・設備製造部門で中国唯一の国家レベルの展示会として登場し、現在に至る。これは湖南省が中国のパワーバレーとして中国以外の世界によく知られるようするためで、それにより湖南は、これら産業により多くのリソースを呼び集めることを実現するだろう。博覧会は隔年で開催され、ドイツのベルリンで開かれるInternational Trade Fair for Transport Technology(輸送技術の国際見本市)とは開催年を前後にずらして調整している。

ソース:The Organizing Committee of the China International Rail Transit & Equipment Manufacturing Industry Exposition

添付画像リンク:
http://asianetnews.net/view-attachment?attach-id=347906
(中国で初めて商業使用のために自国開発したリニアモーターカー)