有働「news zero」がパワーアップ! 水曜日は現役大学生の辻愛沙子とタッグ

メインキャスターに有働由美子が就任して2年を迎えた日本テレビ系「news zero」(月~木曜午後11:00、金曜午後11:30)がパワーアップし、10月28日放送回から「じぶんごと」をコンセプトに新たなスタートを切る。有働は「若い世代とわれわれ世代の視聴者の皆さんとの橋渡しをしつつ、時には、若い世代に攻め込んだり、逆に、われわれ世代にも攻め込んでもらって、そこで明らかになるいろいろな世代間の考え方の違いを番組の中で率直に融合させられればと思います。どの意見も認めて、こちら側も遠慮せず、‟おばちゃんの意見“も伝えていきたいと思っています」と意気込みを新たにしている。

10月30日放送回から水曜日パートナーとして現役大学生のクリエーティブディレクター・辻愛沙子が新加入するほか、引き続き月曜日は櫻井翔キャスター、火曜日は筑波大学准教授でメディアアーティストの落合陽一が出演。木曜日はさまざまな「その道のプロ」をゲストに迎え、「どうして?」「なぜ?」という疑問を大切に、有働を通じてニュースが視聴者の「じぶんごと」になるよう分かりやすく伝えていく。

辻は慶応義塾大学に在籍する現役大学生で、2017年に話題となった「ナイトプール」のインスタ映え空間をプロデュースしたほか、「自らプロデュースしたタピオカ店での選挙キャンペーン」や「女性がワンコインで婦人科検診が受診できるイベント」など、SNSを通じて10代や20代に広がったヒット企画を数多く手掛けている。

辻を迎える有働は「辻さんは、はっきりモノをおっしゃるけど、人への配慮がきちんとできている方。すごくしっかりされていて安心してお話ができる方だなと思いました。使う言葉が時々分からないことがあって(笑)、今の若い人はそういったワーディングでしゃべっているのだとすごく新鮮でした」と若い辻の感性に期待を寄せ、「ぜひ、物怖じせずに、等身大で思ったことを率直にぶつけてもらいたいです。私も理解できないこと、まったく反対だと思うことはそう言いたいと思います。どうしても経験を積んだ分、われわれの言葉は丸くなりがちだと思うので、辻さんにはシャープでハードな、クリアな言葉をどんどん出していただきたいです」と発信力にも注目。

辻は「オファーを頂いた時は、びっくりしました。どうしたらいいだろうと…。『news zero』は、私たち若者世代も見ている分かりやすいけれど堅苦しくない、スタイリッシュな番組というイメージ。私たちの世代は、一つのチャンネルを見て育ったというより、SNSが発達していて、それぞれがそれぞれの世界観を持っているダイバーシティ世代といえるかもしれません。だから、若者代表というとおこがましいのですが、zeroへの出演を通じて、上の世代とどこが共通項で、どういう風に大人と若者が手を組んだらよい未来を創っていけるだろう…といった世代間をつなぐきっかけになれればうれしいです」と番組でも若者の思いを代弁していくことを訴えている。

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