ヴィキングル・オラフソン、英グラモフォン・アワード2019「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」受賞!「私は賞をもらう事に慣れていません」

年末に来日ツアーを控えているピアニスト、“ヴィキングル・オラフソン”が、クラシック音楽界のオスカーとも呼ばれる英グラモフォン・アワードの「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。

「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」とは、世界中の音楽ファンの一般投票により選出され、毎年、大きな注目を集めており、歴代の受賞者にはピエール・ブーレーズやマルタ・アルゲリッチ、リッカルド・シャイー、グスターボ・ドゥダメル、パーヴォ・ヤルヴィなど錚々たるアーティストが名を連ねている。

また、12月の来日リサイタルでは、世界に先駆け、<ラモー×ドビュッシー×展覧会の絵>のプログラムを披露。東京・大阪・名古屋・札幌にて開催されます。すみだトリフォニーホールでは、<トリフォニーホール《ゴルトベルク変奏曲》plusヴィキングル・オラフソン&新日本フィルハーモニー交響楽団>も行われます。輝かしい「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞した「ヴィキングル・オラフソン」の素晴らしい生演奏を是非体感してみよう。

ヴィキングル・オラフソン 受賞コメント

私は賞をもらう事に慣れていません。それが突如、今年になって多くの賞を頂き、少し困惑しています。2012年、まだ無名だった私に、アルフレッド・ブレンデルがかけてくれた「一晩でスターになるには15年必要なんだよ」という言葉は正しかったのだと実感しています。若い音楽家達に耳を傾け、それぞれが本来の自分でいれるよう、サポートしてくださっている多くの方々に感謝したいと思います。

© 有限会社ルーフトップ