山形大、セクハラで准教授を停職処分

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 教え子の女子学生にセクハラ行為をした疑いがあるとして山形大が内部調査を進めていた工学部の50代男性准教授について、同大は18日、体を触るなどのセクハラ行為が確認されたことから、停職1カ月の懲戒処分とした。

 同大では先月27日、工学部がある米沢キャンパスの男性助教をパワハラで停職2カ月の懲戒処分としたばかり。

 同大総務部によると、男性准教授は2017年3月ごろから18年11月ごろまでの間、研究室に所属する女子学生1人に対しセクハラ行為を繰り返した。2人きりで学会に出張した際、新幹線内で膝を触ったり、歩いているときに手をつないだりした。さらに研究室や出張先の宿泊施設の自室で指導する際も頭や肩に触れたほか、帰宅する女子学生の自宅までついていった。

 18年11月に女子学生がアドバイザー教員との面談で相談したほか、全学生対象の無記名アンケートでも男性准教授によるセクハラ行為の情報が寄せられていた。本人からの申し立てはなかったが、米沢キャンパスの教員らによるハラスメント防止対策委員会で調査を進めてきた。調査結果を受けて小山清人学長らによる役員会で処分を決めた。

 男性准教授は行為は認めているものの「セクハラの認識はなかった」と話しているという。小山学長は「全学を挙げてハラスメント防止に取り組み、あらためて綱紀粛正に努める」とコメントした。