産業フェア「○○魚津」開幕 地元企業が自慢の商品

企業や団体が自慢の商品や味覚を並べ、大勢の来場者でにぎわう魚津産業フェア「○○魚津」=ありそドーム

■オリジナルゲームのブースも

 第15回魚津産業フェア「○○(まるまる)魚津」が19日、魚津市のありそドームと海の駅蜃気楼(しんきろう)で始まった。市内を中心に115の企業・団体が出展し、地域の商工業や農林水産業を丸ごと紹介。大勢の来場者でにぎわった。20日まで。

 ありそドームでは、多業種の企業や農協などが自慢の商品や味覚をアピールした。ゲーム産業の人材育成を進める市の「つくるUOZUプロジェクト」が昨年に続きブースを設け、来場者がオリジナルゲームを体験。さまざまな菓子が楽しめるスイーツストリートも人気を集めた。

 初日は市環境フェスティバルが初めて同時開催され、来場者がステージ発表や体験ブースなどを通して環境保全の取り組みに理解を深めた。

 海の駅蜃気楼ではカニや水産加工品が販売され、恒例の焼きサンマの提供に大勢が列を作った。「こども職人体験」もあり、児童が家の柱を組む「たちまい」や、「ミニびょうぶ作り」などを楽しんだ。

 20日はありそドームで、ゲーム会社トイディアの松田崇志代表取締役CEOによる講演会がある。

 「○○魚津」は魚津市と魚津商工会議所主催、北日本新聞社共催。(新川支社・米沢昌宏)

人気を集めた焼きサンマの無償提供=海の駅・蜃気楼
「つくるUOZUプロジェクト」参加者が制作したオリジナルゲームを楽しむ子どもたち=ありそドーム

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