Mrs. GREEN APPLE 15歳女子の悩み相談に真剣回答

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Mrs. GREEN APPLEのボーカル、ギター・大森元貴とキーボード・藤澤涼架が、TOKYO FMのレギュラー番組に出演。15歳の女子リスナーから届いた部活に関するお悩みを取り上げ、直接電話を繋いでアドバイスしました。
(TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! ミセスLOCKS!」10月16日(水)放送分)

このリスナーは、高校1年生で吹奏楽部に所属しています。大会でいい結果が残せず泣いてしまった際、あまり悔しがっていない他の部員たちと温度差を感じたといいます。自身はもちろん、部活全体としても、“もっと上手くなりたい”ということで、「どうすれば、みんなで同じ方向を向けると思いますか?」という質問が寄せられました。

――リスナーと電話

大森:もしもし! 書き込みありがとうございます。吹奏楽部ということで、楽器はアルトサックスなんだね。部活のことで悩んでいるってことで、改めて説明してもらってもいい?

リスナー:はい。私はすごい上手くなりたくて頑張って……みんなもすごく頑張ってるけど、私がすごい上の大会に行って頑張りたい!って思って、それで行けなくて自分だけ泣いてたとしても、みんなは元気にしてるというか……。悔しそうにしていなくて……。

大森:分かるよ。情報によりますと、トップレベルの進学校ってことで。その中の吹奏楽部で、もっともっと部活動に対して気合いを入れたいけど、みんなはそもそもお勉強があったりする中でのモチベーションの違い……ってことなのかな。

リスナー:そうです。

大森:勉強はついていけてるの?

リスナー:ミセスの曲を聴いて頑張ってます(笑)。

大森:嬉しいな~。涼ちゃんどう?

藤澤:いや~分かるなーって……分かるって言うと上からになっちゃうけど、すごく共感できる部分もあって。僕はまさに中学のときは吹奏楽部だったんです。そこは学校自体強くて、ありがたいことに大会とかも出られていたんだけど。
高校で音楽科っていうクラシックを専門に勉強するところに行ったんだけど、そこで合奏の授業っていうのがあって。それでいろんな中学から来てるしいろんな吹奏楽を経験してる人たちが来てるから、僕は1年生のときに“話の合わなさ”みたいなのをすごく感じたことがあったの。“え、もっとここってこうじゃないの?”とか、“こういうこと知ってる・知らない……なんで?”みたいな。そのときに、伝わらなくて悔しいなって思ったのね。

でもそれって相手が受け取っているかどうかじゃなくて、自分が、藤澤自身がちゃんと体を持って示せてないんだなってすごく思ったの。やっぱ音楽科に来てる子たちは、みんな基本的にソロでの演奏を勉強しているんだよね。自分自身がもっと音楽と向き合って、姿勢で態度で演奏で示すことで、自分自身もスキルアップしていく。そしたら、“クラシックを本当に将来的にやりたいのか?”とか、自分の人生のこととしても、もっともっといろんな向き合うことが見えて来たのね。
だから、みんなに対して“なんで同じ気持ちで悔しくなってないの!?”って思うことは、きっと尽きないと思うんだよね。やっぱみんな、考えてることも思ってることも違うから。だからその中で、“自分がどれだけみんなに提示できるか”じゃないかな? って、僕は思います。

大森:これね、すごい難しいことだと思うんだけど、ミセスLOCKS! らしからぬちょっと辛辣な感じでいくと……そこは、割り切らないといけないんだよね。進学校ってことは、もしかしたら“大会頑張りたい”って思っているように、部活動の生徒は、“勉強頑張りたい”って思っているかもしれないよね? でもその子に対して、“いやもっとこうだよ!”って言うのは、やっぱ価値観の強要になってしまうんだよね。

だから、“今はそういう社会にいる”と思うほうがいいよね。その中で自分がどれぐらい鍛錬できるか、っていうのと、友達同士でどれくらい気持ちをすり合わせる努力が出来るか、っていうところにかかっていると思う。それでも、“うん分かった!”、“大会頑張りましょう”とはならないと思うし、すごい勝手なこと言うと、吹奏楽部ってすごく先生の責任も大きいと思うから、俺は先生にも頑張って欲しいし……。

でも、そういう熱量を持っていることが一番美しいから、それは絶対に持つべきものだと思うよ。別に間違ってることじゃ絶対ないから。かと言って、それを持ってない人が間違っているってことでもないんだよね。

藤澤:そうだね~。

大森:高校1年生だからちょっと難しいかもしれないけど……ある種こう、人に対して自分に対して、諦めない気持ちを持ちながらも割り切って生きていく……みたいな。
そういう生活をしていくのはすごく難しいし寂しいことかもしれないけど……前を向いて行くために必要不可欠な感情なのかなと思うから。
……だしね、高校1年生だから、いくらでも周りに気持ちをぶつけてもいいと思うんだ。

藤澤:そうだね。

大森:だから、自分のしたいようにしてみて、ダメだってなったときに、自分を責めることなく、相手を責めることもなくいられたら、すごくいいんじゃないかなと思います。

リスナー:はい。

大森:大丈夫かな? こんなんで……。

リスナー:はい。

大森:じゃあ、部活も勉強も頑張ってください。

藤澤:頑張って……!

リスナー:はい、頑張ります。ありがとうございます!

――電話を切ったあと……

藤澤:いやね~、悩んでるものというか、向き合ってる壁がとても大きくて……だけど15歳、高1でそういうことに真剣に向き合えてること自体が、僕はすごく素晴らしいなと思うし。

大森:そうだね。

藤澤:今は本当に大変かもしれないけど、高校生活あと3年あるわけだし、その中で見出していけるものってたくさんあると思うから……うん。今はつらいことに、頑張って欲しい!

大森:そうだね。もうこれ全生徒に言えることだけど、何か問題を解決することが美学じゃないと思ってますから。問題を抱えているところに挑もうとしてたり、そこにちゃんと悩めてる自分っていうのを、まずはちゃんと肯定してあげられたらいいんじゃないかと思います。やっぱ世の中には、どうにもならないこともたくさんありますから。でもそれでも諦めないっていうのが、すごく大事だと思います。はい。自分を信じて頑張ってください!


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聴取期限 2019年10月24日(木)AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:とーやま校長
放送日時:月~木曜 22:00~23:55・金曜 22:00~22:55
番組Webサイト ⇒ http://www.tfm.co.jp/lock/