【ラグビーW杯】リーチ マイケル「メンタリティが違う。彼らをどう倒すか、ワクワクする」4強進出に意欲

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リーチ・マイケル 写真:Colorsport/アフロ

ラグビーワールドカップ2019で初のベスト8進出を決めた日本代表が10月18日(金)、2日後に控えた準々決勝での南アフリカ代表戦へ向けた試合登録メンバーを発表。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは選手たちに「試合で爆発してほしい」と期待を込めた。

日本代表のメンバーは、28-21で勝利したプール最終戦のスコットランド戦とほぼ同じ先発を選出。先発の変更はスコットランド戦でリザーブ出場だったFB山中亮平選手(神戸製鋼)を15番で起用した点のみに留めた。

また、リザーブにはサモア戦で先発したLOヴィンピー・ファンデルヴァルト選手(NTTドコモ)とWTBレメキ ロマノ ラヴァ選手(ホンダ)が入り、アイルランド戦の前半で負傷交代を余儀なくされたNO 8アマナキ・レレイ・マフィ選手(NTTコミュニケーションズ)が復帰した。
ジョセフヘッドコーチは、「フィジカルで圧力がかかる、タフなFW戦になる。そこでしっかり実力を発揮できる実績のある選手を選んだ」と、リザーブの選手起用について説明した。

2015年大会でも南アフリカと対戦したメンバーは、PR稲垣啓太選手(パナソニック)、HO堀江翔太選手(パナソニック)、LOトンプソンルーク選手(近鉄)、リーチ選手、WTB松島幸太朗選手(サントリー)が今回先発に、マフィ選手とSH田中史朗選手(キヤノン)がリザーブに入った。

だが、ジョセフヘッドコーチは、「あの試合を経験した選手は何人かいるが、今は全く違う新しいチームになっている」と強調。選手たちが自主的にパソコンを使ってグループでそれぞれの役割を確認するなど、フィールド外での行動に成長のあとがみられると明かした。

FLリーチ マイケル主将(東芝)も、「メンタリティが違う」と日本代表選手の変化を指摘した。「南アフリカがやってくることは大体想定できる。彼らをどう倒すか。考えるとどんどんワクワクしてくる」と話した。

チーム最年長のトンプソン選手は「今このチームに自信を持っている。9月の対戦からいろいろ学んだが、今回はワールドカップでの対戦。フィジカルもメンタルも違うので、気持ちを切り替えて臨みたい」と話す。

3戦連続トライを決めているWTB福岡堅樹選手(パナソニック)は、「トライを獲れているのは(フィールドの)内側の選手がいい形でつないでくれている」とチームメイトに感謝を示し、「自分たちらしい試合をして、記憶に残る試合にしたい」と語った。

CTB中村亮土選手(サントリー)は、福岡選手と、現在5トライでウェールズのジョシュ・アダムズ選手と並んで大会のトライ得点ランクトップにいる松島選手の両ウィングが「2トライしてくれると思う」と期待。チームとして「もっともっと強いジャパンを見せられると思うので、日曜日の試合を楽しみにしていてほしい」と自信を見せた。

ジョセフヘッドコーチは、ニュージーランド代表としてプレーしていた現役時代に南アフリカとは3~4回対戦したとして、「毎回大変な試合で、最も尊敬していた相手」と振り返った。
今回の南アフリカ戦について、「日本ラグビーにとって最も重要な試合になるのは間違いない」と語り、「相手が何をしてくるか明らかで、選手には伝えてある。だが、我々がこの試合で何をするかは明らかになっていない。それが本当に楽しみ」と自信を見せた。「選手には日曜日にピークを持ってきて、爆発してほしい」と期待を口にした。

南アフリカ代表戦 日本代表試合登録メンバー23名

1.稲垣 啓太
2.堀江 翔太
3.具智元
4.トンプソン ルーク
5.ジェームス・ムーア
6.リーチ マイケル
7.ピーター・ラブスカフニ
8.姫野 和樹
9.流 大
10.田村 優
11.福岡 堅樹
12.中村 亮土
13.ラファエレ ティモシー
14.松島 幸太朗
15.山中 亮平
16.坂手 淳史
17.中島 イシレリ
18.ヴァル アサエリ愛
19.ヴィンピー・ファンデルヴァルト
20.アマナキ・レレイ・マフィ
21.田中 史朗
22.松田 力也
23.レメキ ロマノ ラヴァ

取材・文:木ノ原句望