長崎大「突風」青春グランプリ YOSAKOIさせぼ祭り

2年ぶりに青春グランプリを獲得した長崎大「突風」=長崎県佐世保市、名切お祭り広場会場

 長崎県佐世保市で開かれている「第22回YOSAKOIさせぼ祭り」(実行委員会主催)は19日、本祭が始まった。全国の踊り子が市内各会場で個性あふれる演舞を披露。市中心部に音楽や掛け声、鳴子の音が響き渡った。
 11回目となる学生王者決定戦「青春グランプリ」には過去最多の23チームが出場。昨年は青春グランプリを逃したものの大賞に輝いた長崎大「突風」が2年ぶりにグランプリを受賞。ファイナルステージへの出場権を獲得した。
 楽曲は、4分間でがむしゃらに踊り尽くすという思いを込めた「本気桜」。代表で同大3年の北原孝志郎さん(21)は「明日また同じ会場で踊れることがうれしい。お客さんと一体となる演舞を今日以上に目指したい」と意気込んだ。
 このほか市中心部のアーケードで数千人の踊り子たちが一斉に舞う「アーケード総踊り」や、島瀬町の島瀬公園会場で新旧のヒットソングに合わせて踊る「サタデーナイトフィーバー」があり、熱気に包まれた。
 最終日の20日は、宮地町の名切お祭り広場会場でファイナルステージがあり、予選などを勝ち抜いた18チームが大賞を目指す。

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