前庭のビオトープ完成 滑川の東加積小 児童がコナラ植樹

ひょうたん池の周りにコナラを植樹する児童ら

 滑川市東加積小学校は19日、改修した前庭のビオトープの完成式典を同校で開いた。児童らが、水の流れが改善された前庭の「ひょうたん池」の周りにコナラ3本を植樹した。

 コンビニ店のローソンに設置されている「緑の募金」を活用し、とやま緑化推進機構が取り組む「学校環境緑化モデル事業」として実施。水がよどみがちだったひょうたん池には岩を設置して小さな滝を造り、一部を拡張した。

 式典には児童や保護者ら約100人が参加。寺島紀子校長は「池の様子を気に掛けて観察したり自然に触れ合ったりしてくれるとうれしい」と述べ、ローソン上市横越店の嘉藤康樹オーナーがあいさつした。児童会長の山本怜生(れい)さん(6年)は「前庭でさらに楽しく時間を過ごせればいい」と話した。各学年の児童代表らがコナラを植樹した。

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