上川隆也主演「遺留捜査」が2週連続SP放送! 南野陽子、宇梶剛士がゲスト出演

テレビ朝日系では11月3日、10日の2週連続で、上川隆也主演「遺留捜査スペシャル」(午後9:00)を放送する。

同作は、京都府警捜査一課特別捜査対策室の刑事・糸村聡(上川)が事件現場に残された遺留品や被害品から被害者の思いをくみ取り、事件を解決するだけではなく、遺族の心情も救っていく人気刑事ドラマシリーズ。3日放送の「新作スペシャル1」は、糸村が被害者の思いを伝えるために代理で出席した同窓会から幕を開ける。ゲストの南野陽子は同窓会に出席していたやり手の旅行会社社長・名波清香を演じる。清香は宇宙旅行の発売を大々的に発表し、一躍時の人となったものの思いもよらぬ過去と苦悩を秘めた女性で、「社長として表に出る時は自信のある堂々とした振る舞い、1人のシーンでは疲れ切った感じが出ればいいと思いながら演じました」と役作りを明かした。

また、主演の上川とは15年ぶりの共演を果たし、「上川さんとの共演は2度目ですが、淡々と、それでいてきっちり丁寧なお芝居をされる方で、とても信頼感があります」と全幅の信頼を置く。その上川も、「15年ぶりにご一緒させていただきましたが、まったくお変わりなく、とても朗らかな方です。打ち上げの席でも場を盛り上げてくださいました」と名女優の演技を絶賛した。

10日放送の「新作スペシャル2」には、宇梶剛士が所轄署の刑事・石神一志役で登場。殺人事件の捜査をともに始める糸村と石神だが、その凶器となった拳銃が5年前に発生した未解決事件で使用されたものと判明。さらにその後、同じ拳銃を使った新たな事件が発生し、事態は混迷を極めていく。もともと本シリーズのファンだったと公言する宇梶は「スピード感というよりも、人の心の鼓動と同じように事件がひも解かれていくところが好き」と本作の魅力を力説。また、主演の上川に対しては、「上川さんは現場の雰囲気のことをいつも考えて言動されているなと。上川さんが大切にしている雰囲気が、スタッフ、共演者をリラックスさせて、そこから集中に向かうのだなと思います」と役者としての振る舞いに敬意を送った。上川もまた、「今回は宇梶さんが元来お持ちになっている“兄貴的”な存在感が、演じている役回りも相まって現場に快活な空気をもたらしてくださいました」と称賛を返した。

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