家族で楽しめる新枠「日曜THEリアル！」がいよいよスタート！初回は「世界法廷ミステリー」で謎だらけのサスペンスを

家族で楽しめる新枠「日曜THEリアル！」がいよいよスタート！初回は「世界法廷ミステリー」で謎だらけのサスペンスを

フジテレビ系では、「家族で楽しめる！」を追求した、心揺さぶられるノンフィクションエンターテインメントをおくる新枠「日曜THEリアル！」がスタートする。初回となる10月20日の放送は「世界法廷ミステリー～魔女の微笑～」。実際の映像や証言、殺害現場に残された証拠などから事件の謎に迫る「世界法廷ミステリー」は、視聴者からの好評を得てきた人気シリーズ。第12弾となる今回は、果たしてどのような謎解きが繰り広げられるのだろうか。番組を事前に視聴した記者が、その見どころを紹介！

■お金欲しさに事件を自作自演!? 愛する息子の墓の前で笑う母の真相とは？

まず取り上げるのは、1996年にアメリカ・テキサス州で起きた殺人事件。ある晩、会社経営をしていたセレブ一家を何者かが襲い、6歳の長男と5歳の次男が命を落とした。事件当夜、2人と一緒に1階で寝ていた母親・ダーリーもナイフで切られ病院に運ばれたが、一命を取り留めた。2階にいた生後7カ月の赤ちゃんと父親は無事だったという。

この事件の8日後に地元のテレビ局が報じたのは、愛する息子を亡くし悲しみに暮れる母親の姿…かと思いきや、なんとそこには、お墓の前でガムをかみながら笑顔を浮かべるダーリーの姿が映っていた。実は彼女、金遣いが荒く、両手に10個の指輪をはめていたり、豊胸手術に20万円ものお金をかけたりと、ぜいたくざんまいな暮らしをしていたことが明らかに。まさか、事件は母親の自作自演だったのか…!? 夫と経営していた会社が苦境に陥っていたため、生活費を浮かせようと子ども2人の命を奪ったのだとしたら…。

ダーリーはお金のために子どもをあやめた鬼母なのか、それとも悲劇のヒロインなのか？ 気になるその真相は、ある証拠映像によって明らかになる。伊集院光らゲスト陣も「早く次のVTRを見せてくれ」と口々に言うほど、この事件にどっぷり浸っていた。気付けばハマってしまうVTRの展開が非常に面白い。数ある証拠の中から何を信じるべきなのか…考えさせられる映像になっている。

■6人の中で犯人は？ “怖すぎる”驚きの真実が！

2本目は、謎に満ちた未解決事件から。86年、アメリカ・ロサンゼルス郊外の高級マンションの一室で女性が銃殺された。彼女は結婚3カ月の新妻・シェリー。部屋が荒らされ、ガレージにあった高級外車がなくなっていたことから、警察は強盗殺人だと見て捜査を開始。しかし、この事件にはとんでもない真実が隠されていた…。

シェリーの夫・ジョンは警察に言わなかったが、遺族は彼女が無言電話や何者かの視線を感じるなど、ストーカー被害に遭っていたのだと訴える。疑惑が深まる中、結局捜査は行き詰まり、迷宮入り、いわゆる“コールドケース”となった。しかし事件発生から23年が経った2009年。思わぬタイミングで事件は解決する。未解決事件を担当する4人の刑事が再捜査した結果、その驚くべき真相が明らかになる。

このVTRでは、事件当初の捜査官やシェリーの部下、シェリーと同じ大学出身の捜査官や元ルームメートなど、6人の容疑者が登場する。彼らの中で真犯人は誰なのか、ぜひスタジオメンバーと一緒に謎解きを楽しんでいただきたい。証拠がたくさん詰まったVTRからは、目が離せなくなること間違いなしだ。また、個人的に印象的だったのは、スタジオゲストのカズレーザー。おそらく誰も見逃すであろう“あるポイント“に気付いた彼の鋭い観察眼にも注目だ。

サスペンス好きにはもちろん、家族でも楽しめる「世界法廷ミステリー～魔女の微笑～」。実際に起きた事件ならではのリアルさや、衝撃的な展開をぜひ楽しんでいただきたい。

フジテレビ担当 藤田真由香