アストロズ"小さな巨人”アルトゥーベが劇的サヨナラ2ラン
■アストロズ 6-4 ヤンキース（優勝決定シリーズ・日本時間20日・ヒューストン）
田中将大投手が所属するヤンキースは19日（日本時間20日）、アストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦で4-6でサヨナラ負け。対戦成績2勝4敗となり、今季終戦、10年ぶりのワールドシリーズ制覇には届かなかった。田中の登板はなかった。アストロズは世界一に輝いた17年以来2年ぶりのワールドシリーズ進出。
初回に先発したグリーンが元DeNAのグリエルに先制の左越え1号3ランを被弾した。打線は2回のサンチェスの中前適時打、4回のウルシェラの2号ソロで反撃。2点差の9回にルメイヒューの起死回生2号2ランで同点に追いついたものの、9回に救援した守護神チャップマンがアルトゥーベにサヨナラ2ランを浴びた。
今季はチーム史上初めて306本塁打を記録。超重量打線で松井秀喜氏がMVPに輝いた09年以来のワールドシリーズ制覇を目指したが、世界一まであと6勝足りなかった。1910年代以降、10年間ワールドシリーズに進出できなかったのは球団史上初めてだ。
アストロズは2年ぶりのワールドシリーズ制覇をかけ、22日（同23日）からナショナルズと激突する。（Full-Count編集部）
